MotoGP 最終戦 バレンシアGP 1日目フリー走行
2015/11/06

マルケスが2番手、ペドロサが3番手。Repsol Honda Teamの2人がまずまずのスタートを切る

最終戦バレンシアGPの1日目フリー走行は、終日、青空の広がる絶好のコンディションのもとで行われ、マルク・マルケスが2番手、ダニ・ペドロサが3番手と、Repsol Honda Teamの両選手が、まずまずのスタートを切りました。

バレンシアGP2連覇と今季6勝目を狙うマルケスは、午前中の走行でトップタイムをマーク。午後の走行では、決勝を想定したロングランを実施し、ベストタイムの更新はできませんでしたが、充実の一日となりました。2日目に向けてセットアップの方向性がクリアになったマルケスは、予選では今季9度目となるポールポジション(PP)の獲得が期待されます。

過去3戦で2勝と絶好調のペドロサは、午前の走行でリアのグリップ不足を訴え、その解消に一日を費やしました。この問題を完全には解消できなかったペドロサは、引き続き改善に取り組み、万全の状態で予選と決勝に挑む意気込みです。バレンシアでは、125cc、2500cc時代を含め、これまで通算6勝を挙げています。予選では今季2度目のPPを、決勝ではシーズン3勝目を目指します。

コメント

マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
「コースに出て、楽しく走ることができたのでうれしいです。これは大事なことであり、本当に楽しみにしていました。今日はポジティブな一日でした。マシンのセットアップが順調で、いい仕事ができました。FP2では日曜日のレースを念頭に一生懸命取り組みました。ユーズドタイヤで走り、一番ハードなタイヤでもテストしました。路面温度がかなり上がったので、明日に向けてどうすればいいのかについても、とてもクリアになりました。もしこの天気が続けば、タイヤの耐久性に集中して取り組まなければなりません」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)
「今日は3番手でしたが、レースウイークのスタートとしてはあまりいいものではありませんでした。午前にコースに出たとき、リアにグリップがもう少し必要だと感じました。この問題の解消に、今日はほとんどの時間を費やしました。予選で速く走るためには、引き続きマシンのセットアップに取り組まなければなりません。今のところどのようなレースになるか想像がつきません。今はとにかく、明日前進することに集中しています」

リザルト

1日目フリー走行リザルト
順位 No. ライダー マシン F/O タイム/差
199J.ロレンソヤマハF1'31.111
293マルク・マルケスHondaF+0.139
326ダニ・ペドロサHondaF+0.266
429A.イアンノーネドゥカティF+0.333
546V.ロッシヤマハF+0.364
69D.ペトルッチドゥカティF+0.464
74A.ドヴィツィオーゾドゥカティF+0.531
844P.エスパルガロヤマハF+0.563
941A.エスパルガロスズキF+0.567
1035カル・クラッチローHondaF+0.692
1125M.ビニャーレススズキF+0.875
128H.バルベラドゥカティO+0.933
1351M.ピロドゥカティF+1.288
1468Y.ヘルナンデスドゥカティF+1.301
1538B.スミスヤマハF+1.397
166S.ブラドルアプリリアF+1.403
1769ニッキー・ヘイデンHondaO+1.484
1876L.バズYAMAHA FORWARDO+1.486
1943ジャック・ミラーHondaO+1.488
2019A.バウティスタアプリリアF+1.614
2163M.ディ・ミリオドゥカティO+1.686
2250ユージン・ラバティHondaO+1.986
2345スコット・レディングHondaF+2.032
2424T.エリアスYAMAHA FORWARDO+2.300
2513アンソニー・ウエストHondaO+2.726
2623B.パークスARTF+3.728

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