秋の日差しが降り注ぐ快晴の中、「2015 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ第15戦MOTUL日本グランプリ」が、午前9時スタートのMoto3クラス“フリー走行”で開幕しました。
初日の10月9日(金)はMoto3クラスで40分間の“フリー走行”が2回。Moto2クラスとMotoGPクラスでは45分間の“フリー走行”2回が実施されました。
秋晴れの雲一つない晴天の中で行われたMotoGPクラスのフリー走行。2011年、12年と2年連続で日本GPを制覇してHonda RC213Vを駆るダニ・ペドロサ(#26 Repsol Honda Team スペイン)が、自身でも好きなサーキットの一つに挙げているツインリンクもてぎのコースを楽しむように合計で37周を走行。Honda勢で唯一の1分44秒台となる1分44秒859の2番手タイムを記録し、前戦から続く好調ぶりをみせました。また、13年、14年シリーズのチャンピオンであるマルク・マルケス(#93 Repsol Honda Team スペイン)は、コースを確かめるように合計32周を走行して1分45秒492の7番手タイムを記録しました。
ダニ・ペドロサ(MotoGP 2番手)
「今日のフリー走行はいろいろなことをテストし、最終的にいいポジションで終わることができました。しかし、予想外の問題もあったので、明日はそれらを解消して、ペースを上げていきたいです。明日は、問題をどこまで解消できるかにかかっているので、全力でがんばるつもりです」
マルク・マルケス(MotoGP 7番手)
「とても有意義な一日でした。ケガをしている左手の感触を確認し、痛みを緩和するためにライディングポジションを調整するなど、とても順調に進みました。少なくとも、ちゃんと乗ることができたと思います。そして、ブレーキングも悪くなかったと思いますし、このサーキットでは、それが最も大事なことです。まだ痛みはありますが、耐えられるレベルです。セットアップに関しては、次第によくなっています。まだ改善の余地があるので、明日もがんばります」
順位 | No. | ライダー | マシン | F/O | タイム/差 |
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1 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | F | 1'44.731 |
2 | 26 | ダニ・ペドロサ | Honda | F | +0.128 |
3 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | F | +0.312 |
4 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | F | +0.328 |
5 | 38 | B.スミス | ヤマハ | F | +0.519 |
6 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | F | +0.617 |
7 | 93 | マルク・マルケス | Honda | F | +0.761 |
8 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | F | +0.823 |
9 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | F | +0.866 |
10 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | O | +0.914 |
11 | 35 | カル・クラッチロー | Honda | F | +1.115 |
12 | 45 | スコット・レディング | Honda | F | +1.343 |
13 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | F | +1.640 |
14 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | F | +1.733 |
15 | 43 | ジャック・ミラー | Honda | O | +1.746 |
16 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | F | +1.832 |
17 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | F | +1.917 |
18 | 72 | 高橋巧 | Honda | F | +1.919 |
19 | 50 | ユージン・ラバティ | Honda | O | +2.039 |
20 | 69 | ニッキー・ヘイデン | Honda | O | +2.096 |
21 | 63 | M.ディ・ミリオ | ドゥカティ | O | +2.203 |
22 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | F | +2.243 |
23 | 21 | 中須賀克行 | ヤマハ | F | +2.365 |
24 | 76 | L.バズ | YAMAHA FORWARD | O | +2.488 |
25 | 24 | T.エリアス | YAMAHA FORWARD | O | +2.895 |
26 | 15 | A.デ・アンジェリス | ART | F | +3.841 |
27 | 64 | 秋吉耕佑 | Honda | O | +4.038 |