MotoGP 第6戦 イタリアGP 1日目フリー走行
2015/05/29

マルケスが2番手。2年連続イタリアGP制覇に向けて好スタートを切る

第6戦イタリアGPのフリー走行は、終日青空が広がる絶好のコンディションの中で行われました。午前中はムジェロをホームコースとするドゥカティ勢が好調なスタートを切りましたが、昨年の大会を制しているマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、1度目の走行で4番手、2度目の走行では2番手と順調にセットアップを進めました。

2度目のセッションでは、決勝に向けてロングランを行い、1分48秒台の好ラップで周回を続け、決勝に向けてまずまずの仕上がりとなりました。昨年の大会では予選でポールポジションを獲得。決勝でも、このサーキットを得意とするホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)との一騎打ちを制して優勝しました。今年は2年連続ポール・トゥ・ウインが期待されます。

復帰から2戦目を迎えるペドロサは、このサーキットを得意とする選手のひとりですが、右腕の状態が完全ではないことに加えて、電子制御のセットアップが決まらず、1度目のフリー走行は11番手、2度目は14番手でした。しかし、トップから1秒差以内につけているだけに、2日目の予選はタイムの短縮とポジションアップが期待されます。

コメント

マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
「全体的に今日はとてもうまくいきました。金曜日なのでいろいろなことを試しました。特に電気系のセットアップに取り組み、エンジンの性能を高められるように努力しました。一歩前進できたのでうれしいです。完全に快適というわけではありませんが、かなりいい感触がありました。今の方向性は正しいと思います。明日は、もっと周回を重ね、レースペースを見つけなくてはいけません。ファステストのライダーに、できる限り近づけるようにがんばっていきたいです」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 14番手)
「初日はあまりうまくいきませんでしたが、それほどひどいとは思っていません。明日、前進できるか様子をみたいです。午後は電子制御に少し問題があり、思ったように周回することができませんでした。でも、今夜にその問題を解決し、明日はもっといいポジションを獲得してレースに備えたいです」

リザルト

1日目フリー走行リザルト
順位 No. ライダー マシン F/O タイム/差
14A.ドヴィツィオーゾドゥカティF1'47.479
293マルク・マルケスHondaF+0.164
399J.ロレンソヤマハF+0.373
429A.イアンノーネドゥカティF+0.461
538B.スミスヤマハF+0.559
635カル・クラッチローHondaF+0.645
741A.エスパルガロスズキF+0.658
845スコット・レディングHondaF+0.685
946V.ロッシヤマハF+0.732
1044P.エスパルガロヤマハF+0.804
1168Y.ヘルナンデスドゥカティF+0.825
1251M.ピロドゥカティF+0.838
139D.ペトルッチドゥカティF+0.940
1426ダニ・ペドロサHondaF+0.956
1525M.ビニャーレススズキF+1.014
168H.バルベラドゥカティO+1.196
176S.ブラドルYAMAHA FORWARDO+1.215
1817カレル・アブラハムHondaO+1.372
1943ジャック・ミラーHondaO+1.551
2069ニッキー・ヘイデンHondaO+1.782
2176L.バズYAMAHA FORWARDO+2.182
2263M.ディ・ミリオドゥカティO+2.250
2319A.バウティスタアプリリアF+2.262
2450ユージン・ラバティHondaO+2.336
2515A.デ・アンジェリスARTF+2.998
2633M.メランドリアプリリアF+4.321

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