セパンテスト1日目レポート
2015/2/4

マルケスがトップタイム、ペドロサは5番手で初日を終える

2015年最初のテストが、マレーシアのセパン・サーキットで始まりました。2014年のチャンピオン、マルク・マルケスが初日からトップタイムを記録。チームメートのダニ・ペドロサは最後の走行で転倒を喫したものの、幸いケガとマシンへのダメージはほとんどなく、マルケスと約0.5秒差の5番手で1日目を終えました。

長いウインターブレイクが明け、ライダーたちがサーキットに戻ってきました。Repsol Honda Teamのライダー2人は、HRCが持ち込んだ複数のマシンを比較。それぞれ仕様が異なるRC213Vの評価を行いました。マルケスは63周を走行し、62周目に2分00秒262をマーク。ペドロサは、45周中25周目にマルケスと0.483秒差の2分00秒745というタイムを記録しています。

コメント

マルク・マルケス(1番手)
「いよいよマシン上に戻ってこられて、うれしいです。今日はハードでしたが、MotoGPマシンの感覚に対応でき、明るい内容で終えることができました。3種類のマシンを比較しましたが、今回のテストでどの仕様に乗るかを決めようと思っています。今日のところは、うまく乗りこなせましたし、快適な走行ができました。このテストでは、多くのことを試さなければなりませんが、今日のように冷静に準備を進めたいと思います」

ダニ・ペドロサ(5番手)
「久々にマシンに乗りましたが、いいペースで走行できたので、テストのスタートとしては満足しています。昨年バレンシアでテストしたマシンよりも進化していて、かなりよかったと思います。やることはたくさんありましたが、いい内容で初日を終えられたことはポジティブです。明日はさらに前進できるように取り組んでいきます」

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