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Hondaの人材育成

マンスリーレポート 第6回
ロードレース世界選手権 250cc イギリススーパーバイク選手権
MOTOGP 250CC ロードレース世界選手権 250cc
REPORT
Hondaの人材育成
- 青山周平 -
 

ロードレース世界選手権(WGP)第13戦サンマリノGPは、初日は午後の予選がキャンセルになるほどの大雨に見舞われ、ドライコンディションでのセッティングを土曜の予選の短い時間の中でこなすことになった。そんな中で青山博一(KTM)は4番手という好位置を獲得。青山周平と高橋裕紀は、初日20番手前後だった順位を大幅に伸ばし、青山(周)11番手、高橋12番手という結果になった。

第13戦決勝では、スタートでミスをしていったん7番手までポジションを落とした青山(博)だが、レース後半には追い上げて2位に入賞。青山(周)も着々と順位を上げていき、上位選手の転倒などにも助けられ、6位まで進出してゴールした。高橋は序盤、集団の中でなかなかペースが作れずにいたが、後半にはペースを上げて9位でフィニッシュした。

2週間後の9月14〜16日、ポルトガルGPが行われた。この週末は初日から好天に恵まれ、最初の予選から着実に作業を進めることができたが、青山(博)はマシンにトラブルを抱えてしまい、苦しみながらなんとか予選5番手につけた。しかし、決勝でもトラブルに悩まされ続け、結局マシンがストップしてリタイアとなった。青山(周)と高橋は、初日からマシンのフィーリングは良しとしながらも、アタックのタイミングなどで予選順位はそれほど伸びず、12番手と9番手だった。決勝では青山(周)が4位争いの集団の中で上位をうかがったが、惜しくも後半にトラブルが発生し、リタイアに追い込まれた。高橋のマシンにも序盤にトラブルが発生し、この週末は結果的に、3人ともマシントラブルによるリタイアという結果になった。

しかし、それぞれ上位で戦うだけのポテンシャルは整ってきた。次は、もてぎに凱旋帰国しての日本GPが控えている。

Yuki Takahashi 高橋裕紀
 
Rd.13 予選:12番手 決勝:9位
Rd.14 予選:9番手 決勝:リタイア
Shuhei Aoyama 青山周平
 
Rd.13 予選:11番手 決勝:6位
Rd.14 予選:12番手 決勝:リタイア
Hiroshi Aoyama 青山博一
 
Rd.13 予選:4番手 決勝:2位
Rd.14 予選:5番手 決勝:リタイア
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BRITISH SUPERBIKE イギリススーパーバイク選手権
REPORT
Hondaの人材育成
- 清成龍一 -
 

8月26〜27日、イギリススーパーバイク(BSB)選手権第11戦がキャドウェルパークで行われた。前回までに清成龍一は3連勝し、ランキングトップの座をより強固にしてこの週末に臨んだ。

清成は予選で5番手とまずまずの位置につけ、レース1でも無難なスタートを切ってポジションを守った。その後、上位2台の接触により2つ順位を上げると、レース終盤にはさらに1台を抜き去って、最終的に2位でチェッカーを受けた。レース2ではスタートダッシュで早くも2番手に上がると、序盤は4台でのトップ争いを展開。その後、トップを走行するチームメート、ジョナサン・レイと2台で後続を突き放すが、さらに逃げの体勢に入ったレイとの差を詰めることはできず、そのまま2位でレースを終えた。

2レースとも2位に入賞することができた清成は、ランキング2位のレイをシリーズポイントでさらに突き放すことはできたが、まだ安心はできない状況である。残り2戦の4レースでも確実に結果を残し、目標の2連覇につなげたい。

なお、マニュファクチャラーズ選手権においては、第11戦終了時点でHondaのマニュファクチュラーズ・タイトル獲得が確定した。

Ryuichi Kiyonari 清成龍一
 
Rd.11 予選:5番手 Race1:2位 Race2:2位
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