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モータースポーツ > 国内フォーミュラ > Hondaサポートドライバー・レポート > 武藤英紀 | |
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みなさん、こんにちは。今シーズン、ナカジマ・レーシングからフォーミュラ・ニッポン(以下FN)とSUPER GTに参戦している武藤英紀です。先週の日曜日にオートポリスで行われたFNシリーズ第5戦の結果を報告します。 今回の舞台となるオートポリスは、大分県は日田市にあるサーキット。数年前からSUPER GTは開催されてきましたが、FNはこれが初開催。去年までF3で走っていて、SUPER GTも今年から参戦している僕にとっては、走ったことはもちろん、行ったことも観たこともないサーキット。周りのみんなからは、体力的にきついコースだぞ、とオドされていた(?)だけに、怖々出かけることになりました。
<予選> 2回目のセッションは午後2時から。最初はユーズドタイヤで、インターバルの間に変更したセットを確認します。セッションも後半となったところで3セット目のタイヤでタイムアタック。1分35秒657とわずかだけタイムアップできました。でも、まだまだ満足できず、残り10分を切ったところで4セット目のタイヤに交換してファイナルアタックです。この時には1分35秒273まで詰めることができました。 セッション直前から、雲が広がりはじめ、開始時点で気温/路面温度は、それぞれ30℃/41℃でしたが、チェッカーが振られた時には27℃/35℃まで低下していました。午前中よりは少しポジションもアップしましたが、17番手では何もコメントできません。でも、少しずつクルマが思ったようにコントロールできるようになったので、日曜の決勝レースでは気持ちを切り替え、着実に追い上げて行こうと思いました。
<決勝> スタートは大失敗でした。前回の鈴鹿でリタイアしていただけに、今回は何が何でも完走しなければ、と思っていて、すこし慎重過ぎたかもしれませんが、混乱の最中に2台ほどに先行されてしまいました。2周目以降は着実に周回を続けていきました。この最初のスティントでは、なぜかクルマのバランスがよくなくて、ずいぶんドライビングにも苦労しました。 後半のスティントでは、マシンのバランスもよくなっていて、ペースアップ。レース中の自己ベストも、この後半のスティントでマークしています。最後尾でピットアウトすることになりましたが16番手まで追い上げることができました。でも、大詰めに来て後方から追い上げてきたマシンと接触、何とかコースアウトせずに済みましたが、これで再び最後尾まで後退。後は淡々と走ってチェッカーとなりました。 今回のレースでは、なかなかマシンをうまくセットアップできず、予選から下位に低迷してしまいました。決勝でも、前半はタイムが伸びずに苦しみましたが、後半のスティントではバランスもよくなり、思いっきり走ることができました。でも、タイム自体はまだまだで、最後にはアクシデントのおまけも付いてしまいました。 |
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