Round03-04日本富士スピードウェイ

FIA-F4 決勝

2018年04月03日(木)~04日(金)

#5 角田裕毅選手が第2ラウンド完全制覇
岡山の第2戦から3連勝でランキング首位へ

5月3日(木)~4日(金)富士スピードウェイ(静岡県)でFIA-F4選手権シリーズ第2大会(第3戦、第4戦)が開催されました。HFDP(ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)からは角田裕毅選手、名取鉄平選手、大滝拓也選手、佐藤蓮選手の4人が参戦しました。

まずは公式日程初日となる3日木曜日の朝、小雨と霧の中、ウエットコンディションで行われた公式予選では角田選手が第3戦、第4戦のポールポジション(PP)を獲得。そして天候が回復しドライコンディションとなった午後に、シリーズ第3戦が開催されました。PPの角田選手は好スタート、名取選手も好加速から2番手へと進出、3番手以降を引き離して1-2体制を固めました。そして、そのまま角田選手はポール・トゥ・ウインを飾り、前大会(岡山)に引き続き2連勝。名取選手は2位に入り、開幕戦以来3戦連続で表彰台に上がることとなりました。

つづく金曜日は朝から快晴。さわやかな青空のもとでシリーズ第4戦がスタートしました。好スタートをきった名取選手は角田選手に並びかかりながら第1コーナーへ進入しましたが、角田選手がしっかり首位を守り、前日の第3戦に続き角田−名取の1-2体制でレースが始まりました。そして今回も角田選手は首位の座を譲らず、15周のレースをトップのまま走りきって今大会2連勝、通算3連勝を飾りました。この結果、角田選手はシリーズポイントランキング首位に立ちました。名取選手はペナルティ*を受け無得点に終わりました。

*Car No.6(名取選手)は、FIA-F4シリーズ規則第15条1.2(他車のコースアウトを強いるもの)違反により、競技結果に対して40秒加算(ドライブスルー相当)のペナルティを科されました。

コメント

角田裕毅選手(優勝/優勝)
「レースではぶっちぎるつもりでいましたが、セッティングのせいなのか思ったほどペースが上がらなかったので、ぶっちぎることは早めにあきらめてミスなく走ることに集中しました。自分の勝ち方ではなかったのが残念ですが勝ててよかったです。昨年も1大会ダブルポールを獲ったことがありましたが2日とも勝ったのは初めてで、自信になりました。ぶっちぎるだけでなく、バトルの面でも成長しているかなと実感を得られました」

名取鉄平選手(2位/17位)
「雨の予選は初めてで、探りながらでしたがまずまずの結果でした。木曜日のレースは、目の前に勝利があったのに勝てず、これ以上ないというほど悔しいレースになりました。でも自分が速いということも確認できたし勉強にもなりました。金曜日のレースは無駄な走りをしてタイヤカスを拾い、ペースが上がらなくなった結果、ペナルティを受けるようなことになってしまったと反省しています」

リザルト

Round 03

順位 No. ドライバー チーム 周回数 タイム/差
1 5 角田裕毅 HFDP/SRS/コチラレーシング 15 26'42.117
26名取鉄平HFDP/SRS/コチラレーシング 15 +0.547
3 1 小高一斗 FTRSスカラシップF4 15 +4.014
4 63 川合孝汰 DENSO ルボーセ F4 15 +5.345
5 38 平木玲次 茨城トヨペット INGING F4 15 +6.221
6 8 佐藤蓮 SRS/コチラレーシング 15 +14.778
795小山美姫DRPF415 +21.528
20 7 大滝拓也 SRS/コチラレーシング 15 +54.966

Round 04

順位 No. ドライバー チーム 周回数 タイム/差
1 5角田裕毅HFDP/SRS/コチラレーシング 15 26'48.695
2 1 小高一斗 FTRSスカラシップF4 15 +5.773
3 81菅波冬悟OTG DL F110 15 +6.731
4 63川合孝汰DENSO ルボーセ F4 15 +7.116
5 38 平木玲次 茨城トヨペット INGING F4 15 +9.954
655金澤力也SPASHAN Works Racing 15 +14.609
           
1495小山美姫DRPF415 +37.418
17 6 名取鉄平 HFDP/SRS/コチラレーシング 15 +47.429
20 7 大滝拓也 SRS/コチラレーシング 15 +51.602
  8 佐藤蓮 SRS/コチラレーシング 1 +14Laps

ポイントランキング

ドライバー

順位 No. ドライバー チーム 総合ポイント
1 5 角田裕毅 HFDP/SRS/コチラレーシング 75
2 6 名取鉄平 HFDP/SRS/コチラレーシング 55
3 25 細田輝龍 DRPF4 36
4 55 金澤力也 SPASHAN Works Racing 34
5 1 小高一斗 FTRSスカラシップF4 33
6 63 川合孝汰 DENSO ルボーセ F4 32
         
11 8 佐藤蓮 SRS/コチラレーシング 10
1495小山美姫DRPF46

 

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