8月18日(土)～19日(日)、栃木県のツインリンクもてぎで全日本F3選手権シリーズ第5大会(第10戦/第11戦/12戦)が開催されました。HFDP(ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)からは阪口晴南、大湯都史樹(TODA RACING)、笹原右京(ThreeBond Racing)が参戦しました。

今回は土曜に第10戦、日曜に第11戦、第12戦の3レースイベントで、公式予選は土曜日午前8時20分から行われました。異常気象と言われるほどの猛暑が続いていましたが、レースウイークはドライコンディションながら北寄りの風が出て、過ごしやすいコンディションとなりました。

30分間にわたって行われたセッションの結果、第10戦では大湯が4番手、阪口が6番手、笹原が7番手。第11戦では阪口が4番手、大湯が5番手、笹原が9番手とスターティンググリッドが決定しました。

土曜日午後4時10分、第10戦決勝レースがスタート。4番グリッドにいた大湯が好加速で3番手へ上がり、先頭を逃げる2台を追いかけました。その後方では阪口が5番手へ上がって前のマシンの背後につけました。レース後半、大湯はトップ2台に離され、後方2台に追いかけられる苦しい展開となりましたがポジションを守り切り、3位入賞を果たして表彰台に上がりました。

日曜日もツインリンクもてぎは朝から快晴となり、午前8時25分から第11戦決勝レースが始まりました。今回のスタートでも5番手スタートの大湯が好加速。4番手の阪口をかわして4番手でレースを始めました。その後方では9番グリッドから一気に順位を上げた笹原が6番手に続きました。

その後、笹原は3周目に阪口、5周目に大湯をオーバーテイクして4番手に進出。その後もペースを上げて3番手との間隔を縮め、テール・トゥ・ノーズに持ち込みましたがチェッカーフラッグが振られ、4位でレースを終えました。

第11戦の後、午後4時30分から第12戦決勝レースが行われました。第10戦の結果に従って3番手からスタートした大湯がポジションを守ってレースを始めましたが、徐々に前を行くトップの2台から引き離される展開となりました。後方からは4番手のマシンが間隔を詰めて攻め寄ってきましたが大湯はポジションを譲ることなく長い20周のレースを走りきり、前日に引き続き表彰台に上がりました。