前日の暑さはおさまり、気温23℃のコンディションでFIA-F2選手権の第4戦のレース1がシルバーストーンで行われました。角田裕毅は5列目9番手からのスタート。
好スタートを決めた角田は、1周目で6番手までポジションを上げました。ミディアムタイヤでスタートした角田は、ややペースの落ちた7周目に後続にポジションを明け渡し、9周目にピットインしてハードタイヤに交換。
18番手でレースに戻った角田は、タイヤマネージメントを行いながらペースをキープし、ポジションを守り続けます。レース終盤に、角田とは逆のタイヤ戦略を採ったマシンがピットインし始めると周回ごとにポジションを上げ、全車がタイヤ交換を済ませた22周目には5番手を走行。さらに上位を目指してペースアップし追い上げます。
タイヤマネージメントが功を奏し、26周目にペースの落ちた上位車をパスし、4番手に上がり、さらに前車との差を詰めます。そして最終ラップの29周目にペースの落ちた前車をオーバーテイクし、3番手に上がりチェッカーフラッグを受けました。角田は、第2戦オーストリアでのレース1以来の表彰台を獲得となりました。