シーズン最後のレースとなるF2選手権第12戦のレース2がヤス・マリーナ・サーキットで行われました。午後1時30分のレース開始時には、気温27℃、路面温度39℃のコンディションでした。松下信治(Carlin)は、4列目7番手からスタートし、有終の美を飾るべく優勝を目指しました。
好スタートを切った松下は、1台をパスして6番手に上がり、その後も前車をパスして、1周目を5番手で終えました。気温、路面温度が上がり、タイヤマネージメントがカギになるレースとあって、その後レース全体のペースは安定し、上位陣のポジションは硬直状態となります。
レース中盤の13周目、ペースの上がらない松下は後続にポジションを奪われ6番手に後退。終盤、ペースがさらに落ちた松下は21周目に後続にパスされて7番手となりました。22周のレースはそのまま終了し、松下は7位入賞で、シーズンを締めくくりました。
このレースで2019年シーズンが終了し、松下はシリーズランキング6位が確定しました。
松下信治(レース2・7位)
「スタートはうまくいって、ポジションを上げることができましが、序盤に少し攻めたのと、セッティングを変えた影響か、中盤あたりからタイヤが厳しくなりました。リアもかなり辛かったので、気温や路面温度が上がった影響もあったのかもしれません。この後データを見て確認します。表彰台に上がれなかったのは残念ですが、今週末は大きなミスもなく、力は出せたと思います。今年得たものを来年に活かしていきたいですね」
順位 | No. | ドライバー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
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1 | 8 | L.ギオット | UNI-Virtuosi | 22 | 44'22.552 |
2 | 6 | N.ラティフィ | DAMS | 22 | +7.274 |
3 | 5 | S.カマラ | DAMS | 22 | +10.235 |
4 | 11 | C.アイロット | Sauber Junior Team by Charouz | 22 | +16.106 |
5 | 20 | G.アレジ | Trident | 22 | +17.273 |
6 | 1 | L.デレトラス | Carlin | 22 | +19.451 |
7 | 2 | 松下信治 | Carlin | 22 | +28.230 |
順位 | No. | ドライバー | マシン | 総合ポイント |
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1 | 4 | N.デ・ブリース | ART Grand Prix | 266 |
2 | 6 | N.ラティフィ | DAMS | 214 |
3 | 8 | L.ギオット | UNI-Virtuosi | 207 |
4 | 5 | S.カマラ | DAMS | 204 |
5 | 15 | J.エイトケン | Campos Racing | 159 |
6 | 2 | 松下信治 | Carlin | 144 |