FIA Formula2 Championship
Round11
ロシアロシア

FIA-F2 決勝・レース1

2019.09.28(土)

Sochi Autodrom

第11戦 ロシア

10番手スタートの松下、終盤にピットインする戦略で6位と健闘
レース2では、2列目3番手から勝利を目指す

F2選手権第11戦ロシア大会は、ソチでレース1が行われました。

午後4時45分のレース開始時、気温21℃、路面温度28℃のコンディションでした。午前中から不安定だった天候も好転し、降雨の予報はなくレースが開始されました。松下信治(Carlin)は、5列目10番手からスタートし、レース終盤にタイヤ交換を行う戦略をとり、上位進出を狙います。

スタートでは、いつもの好ダッシュとはいかなかったものの、松下はポジションを9番手に上げましたが、その先でスピンしかけた前車を避ける際にポジションを奪われ、10番手で1周目を終えました。

5周目、早めにタイヤ交換を行う戦略のマシンのペースが急激に落ちて、松下は6番手に浮上。6周目には多くがピットインし、松下は4番手となりました。中盤にかけてタイヤをセーブしていた松下ですが、徐々にペースアップして14周目に3番手、20周目に2番手に浮上し、レースは終盤に入ります。

24周目、松下はタイヤ交換のためにピットイン。6番手でレースに戻ると、ニュータイヤで一気にペースアップしました。25周目にはファステストラップを出して追い上げましたが、タイヤの消耗が激しくペースダウン。6番手を守り切ってチェッカーフラッグを受けました。6位入賞により、フランス大会より11レース連続でのポイント獲得を果たしています。

レース2は29日(日)午前11時20分(日本時間午後5時20分)にスタート。リバースグリッドにより、松下は2列目3番手からのスタート。ランキング上位を目指し、優勝を狙います。

コメント

松下信治(レース1・6位)
「レースとしてはベストを尽くせたと思います。スタートはいつものようにはうまくいかなくて、データを見たらホイルスピンしてコンマ5秒くらいロスしていたようです。序盤から中盤はタイヤをセーブしながら、同じ戦略のトップのマシンと同じペースで走ることを考えていました。終盤に替えたタイヤは思った以上に消耗が激しく、最後はなんとか保たせた感じです。あと1周(ピットインを)先に伸ばした方がよかったですが、それでも順位は変わらなかったと思います。レース2は2列目3番手からのスタートなので、好スタートを決めて前に出て、逃げきるのが理想的ですね。ランキング上位に迫るために優勝を狙います」

リザルト

順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
14N.デ・ブリースART Grand Prix2854'12.087
26N.ラティフィDAMS28+4.918
31L.デレトラスCarlin28+5.995
48L.ギオットUNI-Virtuosi28+7.607
55S.カマラDAMS28+11.378
62松下信治Carlin28+20.364

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