F2選手権第8戦ハンガリー大会は、ハンガロリンクでレース1が行われました。
午前10時10分のレース開始時は気温23℃、路面温度33℃のコンディションで、空には晴れ間ものぞいています。松下信治(Carlin)は、4列目8番手からのスタートです。
好ダッシュでポジションを上げた松下は、1周目を6番手で終えました。早めのタイヤ交換を選択した松下は7周目にピットイン。同じ戦略をとった上位陣の中で、ポジションをキープしてレースに復帰しました。レース中盤にかけてタイヤをセーブしながらもペースを落とさずにポジションを守り、15周目には10番手に上昇。22周目には前車2台をパスして7番手となります。
28周目に、全車がタイヤ交換を終えて、松下のポジションは5番手に。そこからレース終盤にかけて、松下を含む4台による激しい3位争いが展開されました。34周目、松下は第1コーナーで前車をオーバーテイクしますが、相手も譲らず、そこに後続から追いついて3台の激しいポジション争いとなりました。わずかな隙を突かれた松下は6番手にダウン。次周にはさらに後続にパスされて7番手となります。
松下が7番手となったほぼ同時のタイミングで、ストップしたマシンがありセーフティーカーが導入されました。残り周回の少ない状況でのセーフティーカー導入により、レースはそのまま37周を終えて終了となりました。松下は7位でチェッカーフラッグを受けました。
レース2は4日(日)午前11時25分(日本時間午後6時25分)にスタート。松下は、2列目4番手から表彰台を目指します。
松下信治選手(レース1・7位)
「34周目に前を抜ききれなかったこと以外はほぼ完ぺきなレースでした。いったん前には出たのですが、その後の位置取りが悪く抜ききれなかったことが悔やまれます。タイヤのセーブはうまくいったし、終盤のペースも悪くなかった。結果的に5位なのでよかったです。レース2は2列目からのスタートなので、スタートを決めて、その後タイヤの様子を見ながら、なんとしても表彰台に上がることを目指します」
順位 | No. | ドライバー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
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1 | 6 | N.ラティフィ | DAMS | 37 | 1:02'40.675 |
2 | 4 | N.デ・ブリース | ART Grand Prix | 37 | +0.752 |
3 | 15 | J.エイトケン | Campos Racing | 37 | +1.045 |
4 | 8 | L.ギオット | UNI-Virtuosi | 37 | +7.995 |
5 | 5 | S.カマラ | DAMS | 37 | +4.144 |
6 | 16 | J.キング | MP Motorsport | 37 | +10.048 |
7 | 2 | 松下信治 | Carlin | 37 | +5.282 |