2019年FIA F2選手権第8戦が、ハンガリー、ハンガロリンクで幕を開けました。夏休み前のシーズン中盤戦最後の戦いで、松下信治(Carlin)は上位を狙います。
午後1時より45分間のプラクティスが行われました。厚い雲が立ち込め、雨の予報も出ていますが、路面はドライ。気温23℃、路面温度36℃のコンディションです。松下は、18周を走行し、ベストラップは1分29秒842をマーク。プラクティスを9番手で終えています。
午後4時55分からの予選は、小雨が降るなか、路面はウエットのコンディションで始まりました。先頭でコースインした松下ですが、アウトラップでスピンしコース上にストップしたマシンが出て、セッションは開始早々に赤旗中断となります。再開後、1セット目のアタックで松下は1分52秒667をマーク。2セット目では徐々にタイムアップして、最終ラップに1分51秒408とベストラップを更新し、8番手で予選を終えました。
レース1は3日(土)午前10時10分(日本時間午後5時10分)にスタート。松下は4列目8番手から、上位進出を目指してレース1に挑みます。
松下信治(予選:8番手)
「予選は雨で、初めてだったので最初は難しかったです。最後のラップは狙っていたのでタイムアップしましたが、最終コーナーでグリーンに乗ったら飛び出してしまい、そのロスが大きかったです。それまでチームメートに比べてコンマ6秒くらい速いペースだったので、もう少し上にいけるはずでした。でも8番手は悪くないし、レースは多分ドライになり、タイヤのもたせ方が勝負になるでしょうから、チャンスはあると思います」
順位 | No. | ドライバー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | N.デ・ブリース | ART Grand Prix | 13 | 1'49.809 |
2 | 8 | L.ギオット | UNI-Virtuosi | 13 | +0.227 |
3 | 6 | N.ラティフィ | DAMS | 13 | +0.769 |
4 | 9 | M.シューマッハ | PREMA Racing | 12 | +0.939 |
5 | 1 | L.デレトラス | Carlin | 14 | +1.044 |
6 | 11 | C.アイロット | Sauber Junior Team by Charouz | 13 | +1.062 |
8 | 2 | 松下信治 | Carlin | 14 | +1.599 |