Hondaが目指す
「すべての人々の喜び」のため、
新たな出会い つながりを
創造していく

代表取締役社長
NORIHIKO IWASAKI

新たな金融サービスでお客様の喜びを創造する

私たちを取り巻く環境は日々進化しています。100年に一度の大転換期を迎え、自動車業界ではCASEと呼ばれる技術革新、金融業界ではFinTechによる金融サービスの多様化が進み、所有から使用へとクルマに対する価値観の変化が起こっています。

この変化に対応するため、お客様一人ひとりのニーズに沿った新たな価値を創造することが求められます。一方、自動車の技術革新に伴い、今後、自動運転技術や電動化などが浸透し、クルマの安全性・利便性がさらに向上します。これまで移動に不自由を抱えていた高齢者や身体の不自由な方にも移動の自由が広がります。未来の快適で便利なモビリティ社会を金融面でサポートし、お客様の多様なニーズを叶えることが私たちの役割です。

この役割を果たすため、Hondaモビリティサービス決済プラットフォームの機能強化や、多様な金融商品の提供に取り組んでいます。「残価設定型クレジット」に加え、「バリュー保証プラン(※1)」や「楽らくまるごとプラン(※2)」等、高い付加価値のある残価型商品のバリエーションでお客様のカーライフをより豊かにしていくための取り組みを進めています。

  • ※1 車両代金のお支払が購入時と満了時の2回のみで、月々のお支払がない商品です。
  • ※2 車両代金・税金・保険料他諸費用をすべて含めた定額制の商品です。

大転換期を勝ち抜くホンダファイナンスの未来戦略

ホンダファイナンスは2030年ビジョンを策定し、未来戦略の実現に向けて全社員一丸となってチャレンジをしています。
まず、お客様とのコミュニケーション手段の多様化と手続きのデジタル化です。デジタル社会へと大きくシフトする中で、お客様の期待を超えるサービスを提供し、新しい顧客体験価値を創造するために、DX推進による業務革新の実現に向けて、複数部門が協働して取り組んでいます。
また、ビジネスの拡大に伴い、資金調達額が増加する中で、資金使途を環境改善効果のある事業に限定するグリーンボンドを発行しました。これにより、環境/社会/ガバナンスに配慮する「ESG投資」に関心の高い投資家からの需要を新たに呼び込むとともに、環境問題の改善に取り組むことができました。
今後も、Hondaの目指すカーボンフリー社会の実現に向けて努めるとともに、Honda製品を通して、お客様のより豊かな未来の創造に貢献していきます。
次に、ホンダファイナンスにおいて最も重要なリソースである「人」の成長です。多様な人材が個々の能力を最大限発揮することが、企業成長の源泉であると考えています。明確なキャリアプランを描ける人材育成体系を構築し、個人別の育成に焦点を当て、経験値を広げるためのジョブローテーションを行うとともに、自己に必要な能力・スキルを主体的に学ぶ機会として自発的に受講できる研修も用意しており、一人ひとりが成長を実感し、自律的なキャリア形成を実現できる環境があります。
そして皆さんの能力を発揮できる職場環境づくりにおいても、フレックスタイムやテレワーク制度の活用に加え、多様な社員のニーズに合わせて選べる選択型福利厚生制度(カフェテリアプラン)を拡充させるなど、一人ひとりが望む多様なライフスタイルとキャリアとの両立を可能とする環境の整備を推進しています。

Hondaブランドの原動力は一人ひとりが抱く「夢」の力

変化の激しい時代の中で、新しい価値を創造し、お客様の喜びを実現するためには、社員一人ひとりが「自ら考え、チャレンジ精神を持って取り組むこと」が大切です。

そして、その原動力となるのは「夢」の力です。夢があるからこそ、失敗をおそれずチャレンジし続けることができると考えています。

ホンダファイナンスと共に未来を切り拓き、自分の抱く夢を実現したいと考える方には、ぜひチャレンジいただきたいと願っています。

代表取締役社長
岩崎 則彦