イギリス・ブラックリーを拠点とするHonda Racing F1 Teamのシニア・テクニカル・ディレクター。一方で、同地を拠点とするHonda F1のエンジン供給前線基地、HRD(ホンダ・レーシング・ディベロップメント)のテクニカル・ディレクターも兼務する。
もともとはHondaの二輪ロードレース部門にて車体開発に携わり、数々のプロジェクトリーダーを歴任し、Hondaに多くの勝利をもたらした立役者の一人。チームを勝利に導くその牽引力を見込まれ、2000年からF1プロジェクトに参加。“現場監督”としてレースおよび主要テストにはすべて同行するほか、多忙なスケジュールの合間にはHonda Racing F1 TeamとF1エンジン開発の中枢である栃木研究所の双方に足繁く通い、チームとHondaとの間の重要なパイプライン役を担う。
2006年6月より、チームのシニア・テクニカル・ディレクターとして、F1チームの技術面での総責任者となり、レース現場、チームのファクトリーそして日本の研究所を飛び回り、今まで以上に多忙な日々を送っている。
1957年4月29日生まれ、鳥取県出身。
1983年本田技研工業(株)入社。 ホンダレーシングコーポレーション配属。
現在、Honda Racing F1 Team シニア・テクニカル・ディレクター兼 Honda Racing Development(HRD)テクニカル・ディレクター
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