ここ数年採用されてきた、単独走行1周のみでラップタイムを競う方式から、全マシンが一斉にコースに出られるノックアウト方式に変更。3回にわたるセッションごとに、タイムの遅い順で下位グリッドが決まっていく。
(予選は1時間を3つの時間帯に分けて、それぞれ5分のインターバルを空けて、1次、2次、最終予選が行われる)
■1次予選 15分間の1次予選は、全マシン(22台)がコースを走行して、終了時点の下位6台のグリッドが決定する。
■2次予選 残り16台が15分間アタックを行う。各チームが決定したラップ数を走行できる。終了時点の下位6台が中盤グリッド(11番から16番)につく。
■最終予選 残り10台が20分間アタックを行い、決勝レースの上位10グリッドを決定。最終予選も、走行ラップ数は各チームが決定できる。
1次および2次予選で搭載する燃料量は、各チームが自由に設定できる。最終予選を行わないマシンは、決勝レース前の燃料量も自由に決められる。 最終予選に残った10台のマシンは、最終予選後に車重が計量され、最終予選での走行による消費量に基づいて燃料が補給される。つまり、最終予選に出場するマシンは、決勝スタート時の燃料量で走行する必要がある。 ※2006年7月13日、FIAは予選レギュレーションの変更を発表。第11戦フランスGPより最終予選の走行時間は15分に短縮された。また、これまで 1次・2次予選ではセッション終了までに周回を完了する必要があったが、これからはセッション終了前にスタートしたラップであれば、チェッカー後に記録したタイムも認められることになった。
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