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HondaモータースポーツF1中本修平レポート
VOL.50 「とにかく追いかける。追いついて、追い越さないと」
「サンマリノは、とにかく結果を出したい」。そんな気持ちで臨んだ、ヨーロッパラウンド初戦。週末を通じてトラブルフリーで周回を重ね、予選で3番6番グリッドを獲得。そして決勝レースでは、ジェンソン・バトンが久々の3位表彰台。佐藤琢磨も5位入賞を果たしたのだった。

―今回ダブル入賞を果たしたことで、次のスペインは予選での出走順もずっと有利になりました。なんとか結果が出て、ホッとしたというところですか。
 
 ホッとしたわけじゃないけれど、次は予選結果も含めて、もうちょっとルノーには近づけるかなあと。
 
―ルノー以外に、やはりフェラーリも出てきましたね。
 
 今回も、 予選を失敗していなかったら、間違いなくマイケル(M・シューマッハ)の勝ちだったでしょうね。ここでフェラーリとブリヂストンが強いというのは、事前に十分予測していたことでした。それにしても、燃量を積んだ状態での1分22秒台はちょっと速かったですね。軽くなってからだったら分かるんですが。
 
―キミ・ライコネンは早々に消えてしまいましたが、マクラーレンの速さについてはどうですか。
 
 速いですけれど、負けているとは思いません。われわれも十分勝負はできます。
 
―そうすると現時点では、ルノー、フェラーリという2強があって、その下に・・
 
 まずマクラーレンがいて、その次くらいでしょうか。ルノーにしてもマクラーレンについても、展開次第では勝負ができる。でも勝ち切れるかといわれると、まだそこまではいっていません。
 
―次のバルセロナは、イモラ前のテストでもいい感じでした。
 
 そうですね。今回に続いて、次も新しい空力パッケージを投入します。とにかく追いかけないとね。追いかけて、早く追いついて、追い越さないと。やっぱりうちのように古い風洞がひとつしかないチームは、これだけ空力関係のレギュレーションを変えられてしまうと、辛いです。アイデアがたくさんあっても、それを確認しきれない部分もありますし。

 とは言え今後は、ほとんど毎レース何かしら新しいタマを投入していきます。少しずつですけれども、着実に前に進まないといけませんから。ライバルに比べると、依然としてダウンフォースの絶対値が足りていません。それを何とかしないといけないですね。

 レース前半、5周ぐらいのうちに、トップと10秒くらい差が開いてしまうでしょう。あれはダウンフォースが足りなくて、タイヤがちゃんと温まらないからなんです。温まってからは、同じくらいか、むしろ速いペースで走れています。そのギャップを埋めることが、とりあえずの課題です。
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