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 雨の予選は、バトン12番手、佐藤15番手。それでもレースでの佐藤は、スタート直後の多重クラッシュを切り抜けて、上位にジャンプアップ。しかし直後に他車と接触し、1周目でレースを終える。一方のバトンは事故に巻き込まれて後退したものの、中盤には2番手に達する。だが結局タイヤバーストで、29周目にリタイア。B・A・R Hondaにとって、今季初の無得点レースとなってしまった。
 
 琢磨君は、残念でした。彼の前で1周目を通過し、無傷で最後まで走れたのは、ライコネンとミハエル・シューマッハだけでしたからね。最終的にあの2人が表彰台に上がったことを考えると、もったいなかった気はします。どこまで行けたか、最後まで走らせてみたかったですね。もちろんタイヤがバーストしたかもしれないし、何かトラブルが発生したかもしれない。でも1周目でおしまいというのは、ちょっと早すぎでした。
 
 バトンのタイヤバーストは、コース上で何かを拾ったのかもしれません。1セット目の方がずっと長く走っていたし、燃料も重く積んでいたんです。タイヤを交換してからわずか10周ほどの出来事でしたからね。他チームとあわせて3台が全て右リアをバーストさせたというのは、偶然だと思いたいのですが。
 
 ここまで毎レース、ポイントを取り続けて来たのが、途切れてしまったことも残念です。何年か前には、10何戦目でやっとポイント獲得という時もありました。その時と較べれば、確かに雲泥の差ではあります。でも18戦全部、入賞したかったです。連続入賞は、ここまでフェラーリとB・A・Rだけでしたから。
 
 エンジンについても、シーズン前半から中盤、特に琢磨君の方にトラブルが出続けていました。それも全て解決して、さあこれからっていう時だったので、余計に悔しいですね。予選も、タイミングの悪い時に、アタックに出ざるを得なかったし、今回は予選もレースも、どちらも運に見放されたということでしょう。今はもう完全に気持ちを切り替えて、次戦モンツァでのイタリアGPを狙うだけです。
 
 今週からようやくテストが解禁され、そのモンツァでテストが再開されます。次はエンジンも大きく変わります。得意のパワーサーキットですから、「どうだ」っていうところを見せたいですね。

※F1世界選手権、次戦はRd.15・イタリアGP、9月12日(日)決勝です。皆様のご声援をよろしくお願いいたします。
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