Honda Racing F1 Team 2日目の展開
最終戦2日目も、朝からどんよりとした曇り空だ。とはいえフリー走行の始まる午前11時には、薄日が差し始めた。気温20℃、路面温度28℃と、初日よりは暖かい。その後、青空が広がり、1時間のセッション中に路面温度は39℃まで上昇した。しかしHonda勢はグリップ不足に悩まされ、後半タイムが伸びない。このセッション、バリチェロ17番手、バトン18番手だった。
午後にはほぼ快晴となり、気温22℃、路面温度38℃というコンディションで、予選が始まった。1回目のアタックから積極的にソフト側のオプションタイヤで出て行き、まずは2人とも1分13秒台前半のタイム。続いて2セット目で1分12秒台に突入する。この時点でバリチェロは8番手。チームメートからコンマ4秒落ちのバトンは14番手だ。
第1セッション終了間際。バリチェロは途中で最後のアタックを切り上げたが、14番手で第2セッションへと進む。一方のバトンは、第1セッション通過となる15番手のタイムに0.12秒及ばず、17番手に終わった。
第2セッションでのバリチェロは、ライバルたちがタイムを大きく縮める中、第1セッションで自身が出したタイムを更新できず、15番手に終わった。
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