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リザルト
第18戦 ブラジルGP 第18戦 ブラジルGPview

最終戦ブラジルGP初日は、バリチェロ16番手、バトン18番手

2008年10月31日(金)
1日目フリー走行
会場:インテルラゴス・サーキット
天候:曇り時々雨
気温:16〜17℃

2008年シーズン最終戦となる第18戦ブラジルGPの初日フリー走行で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは16番手、ジェンソン・バトンは18番手だった。

Honda Racing F1 Team 初日の展開

今年のブラジルGPは、昨年よりほぼ2週間遅い時期に開催された。南半球のサンパウロの季節は春だが、天候不順の日々が続き、肌寒い。初日午前のフリー走行も、気温17℃、路面温度21℃という涼しいコンディションで始まった。

さらに開始後1時間ほどして小雨が降り始め、滑りやすいコンディションに。このセッション、バリチェロは14番手。電気系のトラブルに見舞われたバトンは15番手だった。

午後になっても気温は17℃と、いっこうに上がらない。さらにメインストレートでは、かなり強い向かい風が吹いている。開始後40分ごろには雨が降り出す。ブリヂストンは昨年に比べ、1段階ずつ硬いコンパウンドのタイヤを2種類持ち込んだ。低い路面温度とラバーが載っていない舗装が相まって、グリップレベルは依然として低く、ペースが上がらない。バリチェロは39周を走って16番手、バトンは49周をこなして18番手だった。

Honda Racing F1 Team コメント

ルーベンス・バリチェロ
1回目フリー走行 14番手 1分13秒676
2回目フリー走行 16番手 1分13秒221

―ホームレースでの初日はどうだったか?
「僕にとってこの週末、インテルラゴスでレースができるのは本当にうれしい。特に、ブラジルのファンと家族の前でだ。今日は2回のフリー走行が何の問題もなく進んだが、予想通り、マシンのパフォーマンスは不足していた。今日得たデータを最大限活用し、ベストを尽くすが、明日の予選でQ2に進むのは難しいかもしれない」

ジェンソン・バトン
1回目フリー走行 15番手 1分13秒766
2回目フリー走行 18番手 1分13秒341

―今日はどのような進展があったか?
「忙しい一日で、両セッションで降った弱い雨により、難しいコンディションだった。オプションタイヤ(ソフト側)をうまく働かせることに、主な焦点を置いていた。誰もがオプションタイヤのグレーニングに悩んでいる様子で、僕らは1周でも、ロングランでも、オプションタイヤのパフォーマンスを発揮するために、さまざまなことを試した。午前は電気系の問題が発生し、作業時間が少なくなってセットアップも十分ではなかったが、午後に集めた情報は、明日に向けて前進するための十分なデータといえる」

スティーブ・クラーク|Honda Racing F1 Team レース兼テスト担当ヘッド・エンジニア

―インテルラゴス初日のトラックコンディションはどうだったか?
「今日は非常に寒く、雨も断続的に降ったことから、天候がプログラムに影響を及ぼした。グリップレベルがまちまちで、トラックは通常期待できるような改善は見られなかった。タイヤにはグレーニングが出た。この問題があることから、今日の2回のセッションで施した変更点の分析を、非常に注意深く行う必要がある。日曜にはもっと暖かいコンディションになるとの予報が出ていて、タイヤのパフォーマンスは上がりそうだ」

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フリー走行2リザルト

順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
15F.アロンソルノー1:12.296
22F.マッサフェラーリ1:12.353
311J.トゥルーリトヨタ1:12.435
41K.ライコネンフェラーリ1:12.600
510M.ウェーバーレッドブル1:12.650
615S.フェテルトロロッソ1:12.687
76N.ピケJr.ルノー1:12.703
87N.ロズベルグウィリアムズ1:12.761
922L.ハミルトンマクラーレン1:12.827
108中嶋一貴ウィリアムズ1:12.886
119D.クルサードレッドブル1:12.896
124R.クビツァBMWザウバー1:12.971
133N.ハイドフェルドBMWザウバー1:13.038
1412T.グロックトヨタ1:13.041
1523H.コバライネンマクラーレン1:13.213
1617ルーベンス・バリチェロHonda Racing F1 Team1:13.221
1714S.ブルデートロロッソ1:13.273
1816ジェンソン・バトンHonda Racing F1 Team1:13.341
1920A.スーティルフォースインディア1:13.428
2021G.フィジケラフォースインディア1:13.691