Honda Racing F1 Team 2日目の展開
2日目も快晴。気温は午前11時の時点で27℃まで上がったが、路面温度は28℃にとどまっている。フリー走行では開始後20分ごろから、本格的な周回が始まった。昨日の段階で決勝用のセットアップができていたことから、今日は予選用(ガソリン軽め)のセッティングで、走行を重ねた結果、バリチェロは11番手、バトンは15番手となった。
予選の第1セッション、Honda勢は、最初の2回のアタックをいずれもプライム(ハード側)タイヤで行った。この時点でバリチェロは、午前中のラップタイムを更新して13番手。バトンは1分37秒台が切れず、18番手だ。セッション終了間際に最後のアタックに出て行くが、バトンはタイムを更新できず18番手のまま。一方のバリチェロは15番手で、第2セッションへと進んだ。
第2セッションの1回目のアタックで、バリチェロは1分36秒079と、第1セッションのタイムをコンマ6秒近く更新する。しかし上位陣は軒並み1分35秒台に入っており、暫定14番手にとどまった。とはいえバリチェロからトップのフェリペ・マッサ(フェラーリ)まで、タイム差1秒もない接戦だ。
最後のアタック。ほかのチームもペースが伸びない。バリチェロもオプション(ソフト側)タイヤに履き替えてポジションアップを狙うが、タイム更新はならず14番手に終わった。
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