Honda Racing F1 Team 決勝レースの展開
決勝当日は、朝のうちは快晴だったものの、昼前からみるみる雲が広がってきた。午後1時半のレース開始時点で、上空はどんよりと曇っている。とはいえ、予報では天気は持ちそうだ。
スタート直後の1コーナーの混乱を、Honda勢はうまく切り抜けた。これでバトンは10番手、バリチェロは14番手まで一気にジャンプアップする。しかしその後、バトンは12番手、バリチェロも15番手まで後退してしまう。
バトンは、11周目には15番手まで順位を落とす。一方、12番手のバリチェロは、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)を追う。
折り返し点を過ぎた34周目。バリチェロは11番手、バトンは14番手だ。ともに1回ストップ作戦の2人は、バトンが37周目、バリチェロが38周目にピットイン。バトンはプライムタイヤに履き換えて14番手、バリチェロはオプションタイヤに履き換えて13番手でそれぞれコースに復帰する。結局、そのままの順位でチェッカー。両者完走したものの、ポイント獲得はならなかった。
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