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リザルト
第16戦 日本GP 第16戦 日本GPview

予選は、バリチェロ17番手、バトン18番手

2008年10月11日(土)
予選
会場:富士スピードウェイ
天候:晴れ
気温:21〜23℃

日本GPの2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは17番手、ジェンソン・バトンは18番手に終わった。

Honda Racing F1 Team 2日目の展開

朝のうちにひとしきり雨が降り、午前中のフリー走行はほぼウエットの状態で始まった。それでも20分ごろからは、各車、次々と浅溝のスタンダードウエットに履き換える。徐々に青空が広がっていくものの、路面は完全には乾かない。このセッション、バリチェロが17番手、バトンは18番手だった。

昼過ぎには日が差し始め、予選はほぼドライ路面で始まった。第1セッションの2回目のアタックで、バリチェロ8番手、バトン11番手というポジションを得る。しかし、最終アタック直前では、14、16番手まで順位が後退。最後の望みを託して、新しいオプションタイヤでアタックを試みるも、ジェンソンはタイム更新ならず18位。一方のバリチェロは最終アタックを断念、結果17位に終わり、2人とも第2セッション進出を果たせなかった。

Honda Racing F1 Team コメント

ルーベンス・バリチェロ
3回目フリー走行 17番手 1分26秒662
予選17番手 1分18秒882

―今日の予選はタイム差が非常に接近していて、最終的には残念な結果だったが?
「2回目のアタックはいいラップだったが、中団の後方になってしまい、あとコンマ3秒ほどあれば10番手にも入れただけに残念だった。このアタックで、すでに限界まで攻めていたので、最後のアタックでは賭けに出て、フロントウイングを少しだけ立てた。残念ながら、これがセクター2でタイヤにグレーニングを引き起こす結果となり、タイムを縮めることができなかった。ホームレースでいい予選ができなかったのが残念だが、明日のレースではあらゆるチャンスを最大限に生かしていきたい」

ジェンソン・バトン
3回目フリー走行 18番手 1分26秒922
予選18番手 1分19秒100

―難しいホームレースとなったが、どのような問題があったのか?
「今日は僕らにとって最良の日ではなかったが、明日のレースはもっとよくなると期待している。この週末はずっとマシンと格闘したが、いいバランスを見出せなかった。午前中、ウエットだったときにマシンの調子はよかったのだが、ドライ路面では、路面のデコボコやコーナーでマシンが不安定になり、それを解決することができなかった。予選の最後のアタックでは、すごくアンダーステアが出ていた。そのためにマシンが安定せず、コーナーを曲がるのが大変で、ラップタイムを縮められなかった。残念な結果だが、あとは今あるパッケージでベストを尽くすだけだ」

スティーブ・クラーク|Honda Racing F1 Team レース兼テスト担当ヘッド・エンジニア

―今日はチームにとってどのような予選だったか?
「残念ながら、この週末を迎える前から、富士は我々の今のパッケージにとって厳しいだろうと分かっていた。しかしながら、今日の結果が落胆すべきものであることに変わりはない。ウエット状態だった午前のあと、予選がドライになったことから、夜のうちにセッティングしたマシンを煮詰めることができず、未知の領域に踏み込むかのようだった。実際、予選の序盤、特にルーベンスにとってマシンは非常によかった。オプション(ソフト側)タイヤの1セット目が終わったときには、どちらのマシンとも快適に走っており、Q2に進める位置にいた。その後、2セット目のオプション(ソフト側)タイヤに換えたが、それが2人のドライバーのどちらにとってもうまくいかなかった。オプションタイヤには、グリップがあったが、より繊細で両マシンともにグレーニングが出ていた」

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予選リザルト

順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 22L.ハミルトンマクラーレン1:18.404
2 1K.ライコネンフェラーリ1:18.644
3 23H.コバライネンマクラーレン1:18.821
4 5F.アロンソルノー1:18.852
5 2F.マッサフェラーリ1:18.874
6 4R.クビツァBMWザウバー1:18.979
7 11J.トゥルーリトヨタ1:19.026
8 12T.グロックトヨタ1:19.118
9 15S.フェテルトロロッソ1:19.638
10 14S.ブルデートロロッソ1:20.167
11 9D.クルサードレッドブル1:18.187
12 6N.ピケJr.ルノー1:18.274
13 10M.ウェーバーレッドブル1:18.354
14 8中嶋一貴ウィリアムズ1:18.594
15 7N.ロズベルグウィリアムズ1:18.672
16 3N.ハイドフェルドBMWザウバー1:18.835
17 17ルーベンス・バリチェロHonda Racing F1 Team1:18.882
18 16ジェンソン・バトンHonda Racing F1 Team1:19.100
19 20A.スーティルフォースインディア1:19.163
2021G.フィジケラフォースインディア1:19.910