Honda Racing F1 Team 2日目の展開
2日目フリー走行は夕焼け空を背景に、午後7時から始まった。各マシンは次々に1分45秒台へと突入していく。初日から好調のバトンは、終盤プライムタイヤを履き、1分45秒台前半のタイムで2番手に。最終的には6番手で走行を終えた。初日にマシンバランスに苦労したバリチェロも、14番手につけた。
午後10時からの予選は、気温30℃、路面温度31℃の中でスタートした。雨の心配はなさそうだ。Hondaの2台は第1セッションの最初のアタックは、オプションタイヤで臨んだ。2セット目には、バトンはプライムタイヤを履き、暫定10番手をマーク。しかしバリチェロは先行車に行く手を阻まれ、アタックを断念。3セット目もプライムタイヤを履き、第2セッション進出にかけた。しかし、フェルナンド・アロンソ(ルノー)のスピンでイエローフラッグが振られタイム更新ができず、18番手に終わった。一方のバトンは14番手で、第2セッションへと進む。
第2セッションの開始早々、初日から絶好調だったアロンソが、コース上で止まってしまうトラブルが発生した。1回目のアタックでバトンは、暫定12番手にとどまる。そして2度目のアタックでコンマ4秒以上縮めるものの、トップ10に入るにはコンマ2秒及ばず、12番手に終わった。
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