Honda Racing F1 Team 2日目の展開
前夜にかなりの雨が降ったため、午前11時からのフリー走行は開始前に「ウエット路面」と宣言された。しかし、路面はさほど濡れていない。開始直後、コースに出ていったばかりのバトンは、メカニカルトラブルにより1コーナーで止まってしまい、その後、走行を断念し最下位に。17周を走ったバリチェロも19番手と、厳しいセッションとなった。
予選が始まった午後2時の天候は曇り、気温17℃、路面温度18℃と、依然としてかなり涼しい。タイヤが温まらないという問題を抱えたHondaにとっては、厳しいコンディションとなった。第1セッションの1回目のアタックで、バリチェロは午前中のタイムをコンマ6秒近く更新する。2回目のアタックでは、1回目のタイムに対し、2人のドライバーともに、コンマ8秒タイムを縮めるが、第1セッション通過には厳しいポジション。終了2分前には、3回目のアタックにすべてを賭け、それぞれタイムを大きく更新する。しかしバリチェロが16番手、バトンは17番手に終わり、第2セッション進出はならなかった。
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