Honda Racing F1 Team 初日の展開
南国の暑さだったバレンシアから一転、アルデンヌ山中にあるスパ・フランコルシャン・サーキットは、すでに秋の涼しさだ。この週末は不順な天候と報じられており、初日も朝からどんよりとした天候になった。路面温度は気温とほぼ同じ16℃。このセッション、バトンとバリチェロはそれぞれ25周ずつ走行し、19番手、20番手だった。
午後になっても灰色の雲がサーキット上空を覆っている。気温と路面温度も17℃、16℃と午前中からほとんど変わっていない。開始後26分、「ウエットトラック」が宣言された。ピット付近はそれほど降っていないが、場所によって天候が異なっているようだ。路面はかなり滑りやすくなっている。
まず、キミ・ライコネン(フェラーリ)がスピンし、コースアウト。さらに、ジャンカルロ・フィジケラ(フォースインディア)もターン9でクラッシュし、約10分間の赤旗中断となる。再開後、バトンとバリチェロはタイヤ比較などを行い、それぞれ17番手、18番手だった。
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