Honda Racing F1 Team 2日目の展開
2日目は朝から晴れ。フリー走行の始まる午前11時には、気温はすでに28℃まで上がった。Hondaは今週、空力や足回りなどに改良を施したRA108を投入し、その真価を試している。このセッションでバリチェロは15番手、バトンは17番手だった。
午後には気温が30℃を超え、路面温度は41℃に達した。中団グループはし烈な戦いを繰り広げる。第1セッションの1回目アタックから次々に1分20秒台へと突入。さらにトップ集団は1分19秒台へとタイムを更新していく。しかしHonda勢は1分21秒台前半と、一歩出遅れる。
バトンは3度目のアタックで1分20秒台に入り、15番手につけ、第2セッションに進む。一方のバリチェロは、終盤にさしかかるターン11でのミスによりタイムを更新できず、18番手に終わった。
第2セッション1回目のバトンのタイムは1分21秒087。第1セッションで出したタイムを更新できない。その間にライバルたちは1分20秒台前半から19秒台までタイムを縮めていく。
バトンは13番手のタイムから、最終セッション進出を目指して最後のアタックに出る。結局、10番手のネルソン・ピケJr.(ルノー)にコンマ2秒及ばなかったものの、コンマ7秒タイムを縮め、12番手となる1分20秒332のタイムを叩き出し、予選を終えた。
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