Honda Racing F1 Team 2日目の展開
2日目は朝方に大雨が降ったものの、フリー走行が始まった午前10時には青空が広がった。強い風と日差しで路面が徐々に乾いていく中、セッション中盤まではウエットタイヤでの走行が続き、後半はドライに履き替え、全体的に周回ごとに目まぐるしく順位が変わる。バリチェロは10番手、バトンは11番手だった。
フリー走行後も再び雨が降り、その直後に晴れるなど、典型的なイギリスの天候となった。予選の始まる午後1時の時点では青空が見え、路面はほぼドライだ。雨を警戒してか、ほとんどのマシンが序盤からアタックに出ていった。1セット目での順位は、バトン16番手、バリチェロ17番手。2セット目で2人そろって1分21秒台に入ったが、バリチェロ16番手、バトン18番手と依然として厳しい展開だった。
バトンが3回目のアタックに出ていったところで、にわか雨。しかし、セッション終了3分前に雨は止み、2人はタイム更新をかけてコースに飛び出していく。タイヤ温度が十分ではなかったが、バトンは最後のアタックでわずかにタイムを更新したものの17番手。バリチェロはタイムを更新できず16番手に終わった。前戦フランスGPに続いて、第2セッション進出を逃した。
|