Honda Racing F1 Team 初日の展開
初日のマニクールは、朝から灰色の雲が垂れ込めている。午前10時の時点で気温18℃、路面温度20℃と、この時期にしては涼しい。一日を通して、風が強く、コースオフやスピンするマシンが目立ち、Honda勢もバランスに悩まされた初日だった。
1回目のフリー走行では、低いグリップの路面コンディションだったこともあり、Honda勢はバリチェロが15番手、バトンは18番手だった。
午後には青空が広がり、気温は22℃、路面温度も一気に38℃まで上がった。しかしHonda勢は、路面温度の急激な上昇によるグレーニングに悩まされ、なかなか速さを発揮できない。結局、バトン17番手、バリチェロ19番手で初日を終えた。
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