Honda Racing F1 Team 初日の展開
カナダGP初日は、朝から小雨の天候となった。1回目フリー走行の始まる午前10時には雨はほぼ止んだものの、路面はぬかるんでいるところもあり、全車がレインタイヤを装着して走り始める。その後、ライン上はどんどん乾いていったが、ドライタイヤでの周回がようやく始まったのは、終了30分前だった。このセッションのHonda勢はバリチェロ18番手、バトン20番手だった。
午後には雨が止んだが、灰色の雲が垂れ込めている。気温19℃、路面温度21℃。コースにほとんどラバーが載っていないため、かなり滑りやすいコンディション。午後のフリー走行は、タイヤ比較を中心にメニューをこなす。しかし、Honda勢は期待したような速さが出ない。それでもセッション後半には、バリチェロが12番手まで浮上。最終的には2人とも39周ずつ走行し、バリチェロ13番手、バトン19番手だった。
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