Honda Racing F1 Team 2日目の展開
朝のうちに降雨があり、午前11時からのフリー走行は、ややウエットの路面状態で始まった。開始後は日が差し始め、コンディションは急速によくなっていく。終盤は、各チーム、オプションタイヤでの走行を開始し、バトン9番手、バリチェロ14番手で走行を終える。トップのマーク・ウェーバー(レッドブル)から16番手のロベルト・クビツァ(BMWザウバー)までが、1秒以内にひしめく大接戦だった。
午後は晴れ。気温16℃、路面温度26℃のコンディションで、予選第1セッションが始まった。今回から10チーム20台でのレースとなるため、第2セッションへは1台減り、15台が進める。さらにし烈な争いが予想された。
両ドライバーは、1回目のアタックをハード側のプライムタイヤで臨み、バトン12番手、バリチェロ18番手。2回目のアタックは、バトンがプライムタイヤ、バリチェロはソフト側のオプションタイヤで第2セッション進出を狙う。結果バリチェロ12番手、バトン14番手で、次のセッションへ進んだ。
第2セッション。風が時折り強く吹く天候の中、1回目のアタックでは、2人ともオプションタイヤで臨む。しかし、2人とも第1セッションでのタイムを上回ることができず、バリチェロ11番手、バトン15番手。2回目のアタックはバリチェロはオプションを、バトンはプライムを選択。1回目のタイムを更新したものの、結局バリチェロとバトンは12、13番手に終わり、最終セッション進出を逃した。
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