Honda Racing F1 Team 2日目の展開
カタルニア・サーキットは、2日目も雲ひとつない快晴に恵まれた。路面にラバーが載り、走行ペースが上がっていく。午前のフリー走行では、各マシンのタイム差が驚くほど接近している。トップのニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)から15番手のヘイッキ・コバライネン(マクラーレン)までが1秒以内。午後の予選も、かなりの激戦となりそうだ。このセッションで、Honda Racing F1 Teamの2人のドライバーは、序盤はプライム、最後のアタックはオプションタイヤで走行。バトンは8番手で、一方のバリチェロは序盤にトップタイムを出したものの、17番手に終わった。
午後2時からの予選。第1セッションからタイム差が100分の1秒単位で拮抗する、し烈な戦いとなった。14番手のバリチェロと2番手ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)との差は、コンマ4秒もない。そこからコンマ2秒落ちのバトンは、16番手だった。
第2セッションで上位陣は次々に1分20秒台に突入する。1回目のアタックで、バリチェロは7番手。一方のバトンは、コンマ3秒遅れの15番手だ。そして2度目のアタック。バリチェロは1分21秒049のタイムを出したが、最終セッション突破ラインにわずか0.065秒およばず、11番手だった。バトンも1分21秒211を出したものの、13番手だった。
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