Honda Racing F1 Team 決勝レースの展開
今年のマレーシアGPは、現地時間午後3時から始まった。その時点で、気温30℃、路面温度46℃、湿度68%というコンディション。雨は降りそうもないが、暑く過酷なレースが予想された。
Honda Racing F1 Teamは、11番グリッドのバトンがソフト側のオプションタイヤ、14番グリッドのバリチェロがハード側のプライムタイヤを履いて、レースに臨んだ。序盤、バトンはポジションをキープ。一方のバリチェロは、16番手へと順位を下げる。
ほぼレース3分の1となる16周目あたりから、各車次々にピットへと向かう。Honda Racing F1 Teamの2台は20周目の時点で、バトン7番手、バリチェロ14番手までポジションを上げる。そしてバトンは22周目、バリチェロはその2周後の24周目に最初のピットイン。レース折り返しとなる28周目で、バトン11番手、バリチェロ15番手で走行を続ける。
43周目。バトンは再び7番手まで上がったところで、最後のピットイン。10番手でコースに復帰する。一方のバリチェロは39周目のピットインで12番手に。しかしピットレーンでの速度違反に問われ、ドライブスルーのペナルティを科されてしまう。これで13番手に後退。
レース終盤、バトンはタイムを更新し、上位陣を上回るペースで走行を続けるものの、10位でチェッカー。ポイント獲得はならなかった。バリチェロは13位完走だった。
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