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FORMULA 1
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ブラジル BRAZILIAN GP
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ROUND
#17
OCTOBER 21, 2007
リザルト ポイント

最終戦ブラジルGP決勝、バトン、バリチェロは完走逃す。スーパーアグリはダブル完走

第17戦 ブラジルGP
2007年10月21日(日)・決勝
会場:インテルラゴス・サーキット
天候:晴れ
気温:36〜38℃

第17戦ブラジルGPの決勝レースで、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンが21周目、ルーベンス・バリチェロが41周目でリタイアを喫し、最終戦を完走で飾ることはできなかった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨が12位、アンソニー・デビッドソンが14位と2人完走を果たした。

   
Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 決勝レースの展開

第17戦 ブラジルGP

前日同様、インテルラゴスは快晴に恵まれた。昼前から気温は30℃を超え、午後2時のレース開始時点では、気温36℃、路面温度63℃に達した。

スタートでバリチェロは11番手をキープ。しかしジャンプスタートと判定され、ドライブスルーのペナルティを科される。これで17番手まで大きく後退してしまう。一方、スタートで順位を上げたバトンは、序盤12番手につけている。

21周目。10番手を走っていたバトンが、エンジントラブルでコース上にストップ。そのままリタイアを喫した。一方、バリチェロはレース折り返し点の37周目の時点で、11番手を走っている。しかし41周目にエンジントラブルにより、レースを終えた。

   
COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ(リタイア)
  「残念な形で、僕たちの大変厳しいシーズンを終えることになった。2回目のピットストップに入るまで、僕らの順位はそう悪くなかったが、不運にもエンジンにトラブルが発生し、早い段階で僕のレースは終わった。チームが今年続けてきてくれた努力に、感謝したい。厳しいシーズンだったが、僕らは一丸となって大きく成長を遂げてきた。来年、僕らがさらに飛躍するために、冬の間、懸命に取り組みたい」
Jenson Button ジェンソン・バトン(リタイア)
  「いい結果でシーズンを終えることができなかった。気温が非常に高くなったことで、エンジンの温度が高くなり過ぎる問題が出てしまった。今は前を見つめ、これまでの経験を生かして、2008年に集中したい。シーズンを通して懸命に尽くしてくれたチームのみんなにお礼を言いたい。簡単なことではなかったが、僕らは団結し、どのレースからも何かを得ようとした。そして、これからオーストラリアで新しい人生をスタートすることになった、僕のフィジオセラピストであるフィル・ヤングにとくに感謝の言葉を述べたい。彼は7年間にわたり、すべてのレースで僕を支えてくれた」
Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「まずは新しいチャンピオンにおめでとうを言いたい。残念ながら、我々のレースはうまくいかなかった。今回のレース戦略は、両ドライバーともポイント争いに絡む可能性を秘めていた。マシンバランスは少しアンダーステア寄りだったが、ルーベンスとジェンソンのどちらも、競争力のあるラップタイムだった。不運にも、戦略の利点を生かす前に、2人ともエンジントラブルでリタイアしてしまった」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 決勝レースの展開

第17戦 ブラジルGP

佐藤がスタート直後の混乱をかいくぐり、18番グリッドから一気に13番手にジャンプアップ。20番グリッドからスタートしたデビッドソンも順位を上げ、2周目には16番手を走行する。

24周目。佐藤は10番手を走行。一方、15番手を走行していたデビッドソンは、1コーナーでスピンしたエイドリアン・スーティル(スパイカー)と接触し、緊急ピットイン。最後尾の18番手まで後退した。

その後、上位陣のリタイアにより、後半は佐藤12番手、アンソニーも14番手まで順位を上げる。そのままチェッカーを受け、今季最終戦をダブル完走で飾った。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Takuma Sato 佐藤琢磨(12位)
  「エキサイティングであるとともに、厳しいレースだった。スタートはあまりよくなかったが、ターン1、2、3では数多くのドライバーとサイド・バイ・サイドになり、オーバーテイクすることができた。その周回はエキサイティングな瞬間がたくさんあって、本当に楽しむことができた。その後、バランスとスピードに苦しまされることになったが、チームとしてもあらゆる手を尽くしてくれたと思う。チームにとっても、タフなレースだった。今年はすばらしいシーズンで、僕たちはたくさんのことを成し遂げることができた。すばらしい結果が残すことができたと思っている。チームの全員、リーフィールドのファクトリーのメン バー、Hondaの仕事仲間、スポンサーやファンのみなさんの努力と支援に感謝したい」
Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン(14位)
  「楽しい最終戦だった。中団グループの僕たちよりも強いチームに対抗できるようなペースはなかったものの、信頼性を再び味方につけることができた。すべてのピットストップで、チームはすばらしい仕事ぶりを見せてくれた。レース序盤にスーティルにかわされたことを考えると、プライムタイヤで走ったレース終盤の僕のペースは本当によかったし、とても楽しかった。いいシーズン最終戦だったと思う。チームの全員、リーフィールドや日本のメンバーの今年の努力に感謝したい」
Aguri Suzuki 鈴木亜久里
SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表
  「今週末も、チームはとてもいい仕事をしてくれた。今年の目標はチャンピオンシップポイントを獲得して、10位以内でシーズンを終えることだった。これが達成できたので、とても満足している。チームの全員、ドライバー、スポンサー、そして我々のサポーターやファンのみなさんに感謝したい」
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RESULT × POINT

決勝リザルト

ROUND
#17
OCTOBER 21, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム/差
1 6 K.ライコネン フェラーリ 1:28:15.270
2 5 F.マッサ フェラーリ +1.493
3 1 F.アロンソ マクラーレン +57.019
4 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ +62.848
5 10 R.クビツァ BMWザウバー +70.957
6 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー +71.317
7 2 L.ハミルトン マクラーレン +1Lap
8 12 J.トゥルーリ トヨタ +1Lap
9 14 D.クルサード レッドブル +1Lap
10 17 中嶋一貴 ウィリアムズ +1Lap
11 11 R.シューマッハ トヨタ +1Lap
12 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM +2Laps
13 18 V.リウッツィ トロロッソ +2Laps
14 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM +3Laps
RT 20 A.スーティル スパイカー DNF
RT 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team DNF
RT 4 H.コバライネン ルノー DNF
RT 19 S.フェテル トロロッソ DNF
RT 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team DNF
RT 15 M.ウェーバー レッドブル DNF
RT 21 山本左近 スパイカー DNF
RT 3 G.フィジケラ ルノー DNF
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ポイントランキング

ドライバー
 
順位 No. ドライバー コンストラクター 総合ポイント
1 6 K.ライコネン フェラーリ 110
2 2 L.ハミルトン マクラーレン 109
3 1 F.アロンソ マクラーレン 109
4 5 F.マッサ フェラーリ 94
5 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 61
6 10 R.クビツァ BMWザウバー 39
7 4 H.コバライネン ルノー 30
8 3 G.フィジケラ ルノー 21
9 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 20
10 14 D.クルサード レッドブル 14
11 17 A.ブルツ ウィリアムズ 13
12 15 M.ウェーバー レッドブル 10
13 12 J.トゥルーリ トヨタ 8
14 10 S.フェテル BMWザウバー 6
15 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 6
16 11 R.シューマッハ トヨタ 5
17 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 4
18 18 V.リウッツィ トロロッソ 3
19 20 A.スーティル スパイカー 1
20 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 0
21 19 S.スピード トロロッソ 0
22 17 中嶋一貴 ウィリアムズ 0
23 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 0
24 21 山本左近 スパイカー 0
25 21 C.アルバース スパイカー 0
- 18 M.ビンケルホック スパイカー 0
        MORE
コンストラクター
 
順位 コンストラクター 総合ポイント
1 フェラーリ 204
2 BMWザウバー 101
3 ルノー 51
4 ウィリアムズ 33
5 レッドブル 24
6 トヨタ 13
7 トロロッソ 8
8 Honda Racing F1 Team 6
9 SUPER AGURI F1 TEAM 4
10 スパイカー 1
- マクラーレン 0
    MORE
   
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