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FORMULA 1
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ブラジル BRAZILIAN GP
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ROUND
#17
OCTOBER 19, 2007
リザルト

最終戦ブラジルGP初日、バリチェロ13番手、バトン14番手

第17戦 ブラジルGP

2007年10月19日(金)・1日目フリー走行
会場:インテルラゴス・サーキット
天候:雨のち雲り
気温:18〜19℃

第17戦ブラジルGP初日午後のフリー走行で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは13番手、ジェンソン・バトンは14番手だった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨18番手、アンソニー・デビッドソン19番手だった。

Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 初日の展開

第17戦 ブラジルGP

シーズン最終戦の初日は、朝から雨に見舞われた。セッション中盤以降は本降りとなったが、Hondaの2台は順調に周回を重ねる。午前中1回目のフリー走行は、バリチェロが23周を走って、11番手。バトンは22周で、12番手だった。

午後になると、雨はほぼ止んだ。サーキット周辺は霞がかっているものの、走行に支障はない。路面はまだところどころ濡れており、セッション序盤は浅溝のレインタイヤでの走行となった。そのあとすぐに、各マシンはドライタイヤに履き換えた。午前中と比べ、一気に数秒速いペースに。Hondaの2台は、序盤はコンスタントに速さを披露し、上位をキープする。その後、オプションとプライム、それぞれのタイヤ比較を行い、やや順位を落としたもののバリチェロ13番手、バトン14番手のポジションで初日を終えた。午後だけで2人合わせて89周をこなし、11チーム中、トップの周回数だった。

COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
  1回目フリー走行 11番手 1分22秒434
2回目フリー走行 13番手 1分13秒892
「路面の状態は変わり続けていたが、今日のフリー走行は2回ともよく、ウエットでもドライでも、マシンのコンディションを改善できた。マシンからもう少し引き出せそうな感触があっただけに、午後の最後のアタックでトラフィックにつかまったことが悔やまれる。全体としては前向きなスタートができ、この週末は期待できそうだ。インテルラゴスが再舗装されたおかげで、路面状況はよくなり、以前よりスムーズな走行ができるようになった」
Jenson Button ジェンソン・バトン
  1回目フリー走行 12番手 1分22秒477
2回目フリー走行 14番手 1分14秒095
「午前はウエットコンディションで、午後には路面が乾いていった。今日はさまざまなセットアップを試した。午後のセッションではグリップ不足に悩み、タイヤにはグレーニングが発生した。ドライコンディションに最適なセットアップを見つけて、マシンバランスを向上するために、やることはまだある。それでもたくさん周回をこなすことができて、豊富にデータを採ることができた」
Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「午前は、セッションを通じてウエットコンディションであり、この状態でマシンバランスを確認する以外にあまりできることはなかった。両ドライバーは、新しい路面が、これまでより確実になめらかになっていると話している。午後のセッションは路面が湿った状態でスタートしたが、すぐにドライタイヤに換えてセットアップ作業を開始することができた。予想通り、オプション(ソフト側)タイヤではややグレーニングが出ていたものの、プライム(ハード側)タイヤは非常に安定していた。これからの週末でドライコンディションのままであれば、路面にラバーがのってくるだろうし、オプションタイヤも持ちこたえることができるだろう」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 初日の展開

第17戦 ブラジルGP

SUPER AGURI F1 TEAMの2人は、午前中、チェック走行で1周走ったあとは、中盤過ぎまでガレージで待機。セッション後半には数周の短いランを繰り返し、琢磨が19周を走って14番手。アンソニーは20周で17番手だった。

午後に行われた2回目のフリー走行は、ほぼドライ路面。2人は順調にペースを上げ、佐藤が18番手、デビッドソンは19番手だった。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Takuma Sato 佐藤琢磨
  1回目フリー走行 14番手 1分22秒929
2回目フリー走行 18番手 1分14秒431
「忙しく、容易ではない一日だった。新しいリアウイングでの異なるダウンフォースレベルを評価し、タイヤのテストも一通り行ったが、コンディションが変化していたので、タイヤのテストプログラムを完了するのは不可能だった。今夜、データを分析してパフォーマンスの改善に取り組みたい。明日はもっとコンディションが安定してくれることを願っている」
Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  1回目フリー走行 17番手 1分23秒551
2回目フリー走行 19番手 1分14秒477
「コンディションが変化する興味深い一日だった。午前中の雨の中ではまずまずの走りだったが、2回目のセッションを通してコースが乾いてくる状況の中ではいいタイムを出すのが難しかったし、タイムシートの順位にはがっかりした。ライバルチームと比べると、僕たちはスピードで伸び悩んでいるように感じているので、明日の予選までに多くの作業をこなさなければならない」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「コンディションが安定せず、また新しい路面だったので、今日は克服しなければならない問題がたくさんあった。テストプログラムを分けることで、どうにか2回のフリー走行で多くのデータを収集することができたが、午前中の琢磨のタイヤでミスを犯した。最終的な今の我々の状況にも満足はしていない。このサーキットに持ち込んだ新しいパーツはうまくいっているようだが、今夜中にたくさんの仕事を終えなければならない」
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RESULT

フリー走行2リザルト

ROUND
#17
OCTOBER 19, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:12.767
2 1 F.アロンソ マクラーレン 1:12.889
3 5 F.マッサ フェラーリ 1:13.075
4 6 K.ライコネン フェラーリ 1:13.112
5 3 G.フィジケラ ルノー 1:13.549
6 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:13.587
7 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:13.655
8 17 中嶋一貴 ウィリアムズ 1:13.664
9 14 D.クルサード レッドブル 1:13.706
10 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:13.785
11 11 R.シューマッハ トヨタ 1:13.829
12 4 H.コバライネン ルノー 1:13.879
13 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:13.892
14 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:14.095
15 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:14.152
16 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:14.179
17 19 S.フェテル トロロッソ 1:14.409
18 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:14.431
19 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:14.477
20 15 M.ウェーバー レッドブル 1:14.543
21 20 A.スーティル スパイカー 1:15.095
22 21 山本左近 スパイカー 1:15.715
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