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FORMULA 1
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中国 CHINESE GP
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ROUND
#16
OCTOBER 06, 2007
リザルト

バトン、日本GPに続くトップ10入り

第16戦 中国GP
2007年10月6日(土)・予選
会場:上海国際サーキット
天候:晴れ
気温:29〜30℃(予選)

第16戦中国GPの2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンが2戦連続して予選最終セッションに進み、10番手につけた。ルーベンス・バリチェロは17番手だった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、アンソニー・デビッドソンが15番手。佐藤琢磨は20番手だった。

   
Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 2日目の展開

第16戦 中国GP

2日目も晴れ。とはいえ台風の影響か、サーキットは朝から強い風に見舞われた。午後の予選では、風速15メートル以上の突風が吹くという予報も出ている。

午前中のフリー走行では、セットアップ及びソフト・ハードそれぞれのタイヤでの走行を行った。タイムはバトンが13番手、バリチェロは18番手だった。

午後2時からの予選は、気温30℃、路面温度45℃、快晴というコンディションで始まった。風は依然として強く、メインストレートでは追い風が吹いている。予選1回目の最初のアタックから、中団グループはきわめて僅差の戦いとなった。実に6番手から17番手までが、1分37秒台にひしめく展開。この時点でバリチェロは11番手、バトンは15番手のポジションだ。

残り2分で最後のアタック。バトンは1回目のタイムをコンマ6秒近く縮める1分37秒092をマーク。10番手につけた。一方のバリチェロも1回目のタイムをコンマ3秒近く短縮したが、わずか100分の3秒足りずに、17番手に終わった。

第2セッション。バトンは1分36秒台に突入。まずは10番手につけた。そして次のアタックでさらにコンマ1秒縮めて、10番手で最終セッションに進出した。最終セッションでは、10番手でフィニッシュ。日本GPに続く、トップ10内で予選を終了した。

   
COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Jenson Button ジェンソン・バトン
  3回目フリー走行 13番手 1分37秒564
予選10番手 1分39秒285
「トップ10に入ることができてうれしいし、正直少し驚いている。予想以上の結果だったが、マシンからベストの性能を引き出すことができ、今日のマシンで望んでいた以上のポジションを得ることができて、いい気分だ。明日の天気予報ではまたウエットでのレースになりそうだし、ポイント獲得も狙えるこの位置から、ベストを尽くしていきたい」
Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
  3回目フリー走行 18番手 1分37秒920
予選17番手 1分37秒251
「Q1ではいいラップを刻んでいたが、不運にもQ2に進むことができなかった。タイム差は非常に小さく、たったコンマ数秒でQ2を逃したのが本当に残念だ。明日の天気次第ではレースは面白くなるだろうし、この位置からできることをしていくだけだ」
Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「午前のフリー走行では、予選に向けてさまざまなセットアップを試してみた。風が強くなったものの、路面の状態は昨日とほぼ同じだった。予選のラップタイムがこんなにも接近していたことは驚きだった。ルーベンスはルノーの2台の間で努力したが、残念ながら0.03秒足りずにQ2進出を逃した。ジェンソンはすばらしい走りでQ3に進んで10番手につけた。我々は彼がマシンから引き出した成果に大変満足している」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 2日目の展開

第16戦 中国GP

午前中のフリー走行は、昨日に続いてほぼトラブルフリーで終えることができた。デビッドソンは、15周を走って15番手。16周を走った佐藤はやや伸び悩んで、20番手だった。

午後の予選も、佐藤は今ひとつタイムが伸びない。20番手が精一杯で、第2セッション進出はならなかった。一方、デビッドソンは、順調にペースを上げていく。14番手で、次のセッションへと進んだ。

デビッドソンは第2セッションで、2度のアタックともにタイムを更新するが、第1セッションのタイムをしのぐことができず、15番手に終わった。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  3回目フリー走行 15番手 1分37秒732
予選15番手 1分37秒247
「とても満足できる一日だった。金曜日の走行の様子では予選第2セッション進出は難しいのではないかと思っていたが、コースが次第に僕たちのマシンに合う状態になってきたんだ。ゴムが乗るにしたがって、バランスがよくなるような感じがして、第2セッション進出に成功した。明日はまだどんな天気になるかはわからないが、いい妥協点でのセットアップができていると思うので、明日のレースを楽しみにしている」
Takuma Sato 佐藤琢磨
  3回目フリー走行 20番手 1分38秒577
予選20番手 1分38秒218
「マシンに満足できていない。全く噛み合わなかった。セッションの間中、全くグリップが出ず、これを修正するためにいろいろと試したが、結局は問題を解決することができないまま、走行時間が終了してしまった。予選セッションでパフォーマンスを改善するためには、抜本的なセットアップの変更が必要だということになったが、結果は同じく全く噛み合わなかった。明日のレースまでにできることはほとんどないが、何が問題なのかを理解する必要がある」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「午前中のセッションではバランスの作業に取り組み、今日もいつもと変わらない土曜日だった。前半から琢磨が少し苦しんでいるのは明らかだったが、アンソニーは少しずつ前進しており、それは予選でも続いた。アンソニーのすばらしいがんばりのおかげで、我々も再び予選第2セッションに進出することができた。琢磨については予選のスタート前に別の道を模索したが、ラップタイムにはその成果が表れなかったので、その原因を究明する必要がある」
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RESULT

予選リザルト

ROUND
#16
OCTOBER 06, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:35.908
2 6 K.ライコネン フェラーリ 1:36.044
3 5 F.マッサ フェラーリ 1:36.221
4 1 F.アロンソ マクラーレン 1:36.576
5 14 D.クルサード レッドブル 1:37.619
6 11 R.シューマッハ トヨタ 1:38.013
7 15 M.ウェーバー レッドブル 1:38.153
8 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:38.455
9 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:38.472
10 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:39.285
11 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:36.862
12 19 S.フェテル トロロッソ 1:36.891
13 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:36.959
14 4 H.コバライネン ルノー 1:36.991
15 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:37.247
16 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:37.483
17 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:37.251
18 3 G.フィジケラ ルノー 1:37.290
19 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:37.456
20 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:38.218
21 20 A.スーティル スパイカー 1:38.668
22 21 山本左近 スパイカー 1:39.336
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