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ROUND
#15
SEPTEMBER 28, 2007
リザルト

初日午後、バトン14番手

第15戦 日本GP

2007年9月28日(金)・1日目フリー走行
会場:富士スピードウェイ
天候:晴れ
気温:24〜27℃

第15戦日本GPの初日フリー走行で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは14番手、ルーベンス・バリチェロは17番手だった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、アンソニー・デビッドソンが20番手。佐藤琢磨は22番手だった。

Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 初日の展開

第15戦 日本GP

日本GPが富士スピードウェイで初日を迎えた。初日1回目のフリー走行は、気温24℃、路面温度40℃、湿度78%というコンディションで始まった。雲は多めだが、初秋の陽光が降り注いでいる。このセッション終盤、バリチェロが11番手のタイムを出す。バトンはセットアップ変更に時間を要し、最後のアタックに臨めず19番手だった。

午後になるとさらに晴れ間が広がり、気温も26℃まで上がった。2回目フリー走行のバトンは、最初のランでトップ10前後のタイムを出す。さらに1分20秒416のタイムを出し、7番手までポジションを上げた。一方、バリチェロは10周を走ったところで、ガレージでの待機が続く。その間に順位は、最下位まで下がってしまった。

セッション後半に入ってからの2人は、レースを見据えたロングラン走行に専念。バトンは44周をこなし、午前中と合わせると、ほぼ1レース分の距離を走破した。1分20秒336のタイムは午前中より1秒以上速く14番手。33周を走ったバリチェロは、17番手だった。

COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Jenson Button ジェンソン・バトン
  1回目フリー走行 19番手 1分21秒541
2回目フリー走行 14番手 1分20秒336
「新しくなった富士スピードウェイで初めてドライブしたが、今日はすべてがとてもスムーズに運んだ。午前のフリー走行でいくつかのセットアップを試し、午後にはバランスがよくなっていると感じた。週末に向け、セットアップの方向性が定まった。このサーキットで走るのは楽しい。ラップの最後の方にはいくつかの難しくタイトなコーナーがあって、オーバーテイクができるポイントがあり、全体的にいい印象だ」
Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
 

1回目フリー走行 11番手 1分20秒686
2回目フリー走行 17番手 1分20秒889
「スパと同じトラブルに見舞われて、空力面でのバランスに欠けていた。グリップが得られず、期待していたバランスもなかったので、午後にはいくつかのパーツを換え、どうなるか様子を見ることにした。今日は調べることがたくさんあり、明日には改良できるようにしたい。僕はこのサーキットが気に入ったが、見通しの悪いコーナーがいくつかあるのが気になる。山本(左近、スパイカー)とヒットしたときに、マーシャルはイエローフラッグをすばやく掲示しなければならないと思った」

Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「最初のフリー走行では、富士で必要となるダウンフォースレベルをチェックしたが、大体シミュレーションで予測していた通りだった。その後、両ドライバーは適切なマシンバランスを設定するための作業を行った。2回目のフリー走行で、プライム(ハード側)とオプション(ソフト側)の両方のタイヤを使用し、レースの準備を行った。新品タイヤを使った最初のアタックでは、ややパフォーマンスに欠けていたが、ジェンソンはロングランのペースにかなり満足していた。ルーベンスは午後のセッションでブレーキ時の安定性にトラブルを抱えていた。このトラブルについては調査中であり、明日に向けて必要な変更を行っていく」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 初日の展開

第15戦 日本GP

前日のコース下見後、「映像で見た以上にコースのアップダウンが激しくてビックリした」と語っていた佐藤。初めて走るコースだけにこなすべき作業は多かったはずだが、マシンはガレージにこもっている時間が長かった。結局、佐藤はわずか15周しか周回できず17番手。一方のデビッドソンは、22周をこなして10番手につけた。

午後になると、2人のドライバーはロングラン主体の周回を重ねた。デビッドソンは34周を走って20番手。佐藤も34周を走行して22番手だった。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  1回目フリー走行 10番手 1分20秒601
2回目フリー走行 20番手 1分21秒007
「富士スピードウェイを初めて経験する僕たちにとっては、それぞれ、異なる一日となった。僕はこのサーキットでのドライビングを大いに楽しむことができた。ここはとてもチャレンジングなコースだ。特に最終セクターがチャレンジングだが、トップスピードとトリッキーな最終セクターでのグリップとのいいバランスを見つけなければならないので、エンジニアにとっても大変なサーキットだと思う。今日はロングランのペースでいくつかいい仕事ができたと思うし、マシンのバランスにもとても満足している」
Takuma Sato 佐藤琢磨
  1回目フリー走行 17番手 1分21秒186
2回目フリー走行 22番手 1分21秒352
「1回目のセッションではメカニカルなトラブルがあり、午前中は2回しか走行が行えなかった。新しいサーキットに必要なテストに時間がかかり、午後のセッションに作業が集中したため、いくつかプログラムをキャンセルすることになった。異なるダウンフォースレベルで長距離を走り、バランスを評価しなければならなかった。これはとても重要な作業だったが、そのために思ったようにマシンのセットアップを行うことができなかった。どちらかといえば、データ収集のための走行になってしまったが、今日、終えることができた作業でマシンをもっとコンペティティブにセットアップし、明日はよりよい一日にしたいと思う」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「F1に新しく加わったサーキットなので、たくさんの仕事があった。異なる数多くのオプションをテストしたので、今夜の作業で詳しく調べる必要がある。1回目のフリー走行では、マシンの後部を交換しなければならず、琢磨の走行時間はかなり短くなってしまった。今日は一日を通してサーキットのコンディションが変化し続けたので、それを少し追っているような感じだった。午後の2回目のセッションの最後には、アンソニーもマシンのバランスに満足できたようだ。確実に琢磨よりは満足していた。しかし、まだやらなければならない仕事はたくさんある」
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RESULT

フリー走行2リザルト

ROUND
#15
SEPTEMBER 28, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:18.734
2 1 F.アロンソ マクラーレン 1:18.948
3 5 F.マッサ フェラーリ 1:19.483
4 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:19.711
5 6 K.ライコネン フェラーリ 1:19.714
6 4 H.コバライネン ルノー 1:19.789
7 3 G.フィジケラ ルノー 1:19.926
8 14 D.クルサード レッドブル 1:19.949
9 11 R.シューマッハ トヨタ 1:19.969
10 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:20.069
11 15 M.ウェーバー レッドブル 1:20.069
12 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:20.233
13 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:20.270
14 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:20.336
15 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:20.462
16 20 A.スーティル スパイカー 1:20.736
17 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:20.889
18 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:20.985
19 19 S.フェテル トロロッソ 1:20.997
20 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:21.007
21 21 山本左近 スパイカー 1:21.305
22 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:21.352
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