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FORMULA 1
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ベルギー BELUGIAN GP
ベルギーグランプリ
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ROUND
#14
SEPTEMBER 15, 2007
リザルト

ベルギーGP予選でバトン14番手

第14戦 ベルギーGP
2007年9月15日(土)・予選
会場:スパ・フランコルシャン・サーキット
天候:晴れ
気温:17〜18℃

第14戦ベルギーGPの2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは14番手、ルーベンス・バリチェロは18番手だった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨19番手、アンソニー・デビッドソン21番手だった。

   
Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 2日目の展開

第14戦 ベルギーGP

前夜、サーキット周辺では小雨が降ったが、路面への影響はほとんどない。今日は初日より雲が多く、フリー走行が始まる午前11時の気温は16℃に止まっている。このセッション、バトンが12番手、バリチェロは、マシンのバランス調整に手間取り、19番手だった。

午後になるとさらに雲が広がり、気温も17℃止まり。路面温度も27℃と、初日の同時刻に比べても、数度低いコンディションで、予選セッションは始まった。

路面温度が低いことが直接影響したのか、全体的に午前中よりペースが遅い。1回目のアタックでフリー走行でのタイムをしのげなかったバトンは、チェッカー直前に1分47秒474を出し、14番手で次のセッションに進んだ。バリチェロは、2回目のアタックでタイムを更新するもの、18番手に終わった。

第2セッションに進んだバトンは、1回目のアタックで、1分46秒台に突入。しかし他車も大きくタイムを縮めており、暫定13番手だ。しかし、2回目のアタックでまったくペースが伸びず、14番手に終わった。

なお、ロベルト・クビツァ(BMWザウバー)のエンジン交換により、バトンは明日の決勝を13番グリッドからスタートする予定だ。

   
COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Jenson Button ジェンソン・バトン
  3回目フリー走行 12番手 1分47秒767
予選14番手 1分46秒955
「ポジティブな土曜日といえる。Q1の最初のアタックでは、トラフィックにひっかかり、前のクルマに近づきすぎてしまった。Q2では、最初の走行でクルマから最大限の力を引き出せたと思う。2回目には、ちょっとアンダーステアが出ていたので、ペースを落としてレースに向けてタイヤを温存することにした。グリッド位置には満足しているし、この位置から前進していけると思っている。空力的には、マシンがサーキットにぴったり合っているわけではないが、予選の進み具合はよかった。レースに期待したい」
Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
  3回目フリー走行 19番手 1分48秒528
予選18番手 1分47秒954
「僕たちはこの週末、マシンの空力バランスに苦戦している。ここでは十分なダウンフォースが得られていない。最後のアタックに入るとき、フロントウイングを立てるように頼んだが、マシンのアンダーステアがさらにきつくなった。データを検証する必要がある。18番手からのレースは明らかに厳しいものになるが、改善できるように努力し、レース展開に期待したい」
Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「ジェンソンはQ1でいい走りを見せて、余裕を持ってQ2セッションに進み、マシンの力を最大限に引き出すことができた。アンダーステアが出なければ、1つか2つはポジションを上げられたとは思うが、全体としては明日のレースに向けてまずまずの位置につけている。午前のフリー走行では、ルーベンスが適切なバランスを見つけるのに若干手間取った。何度かセットアップを変更し、彼はQ1での最初の走行に向け、いいバランスを見出すことができた。Q2進出の可能性はかなりあったが、2回目の走行でアンダーステアが出て、そのチャンスを逃してしまった」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 2日目の展開

第14戦 ベルギーGP

今回持ち込んだ空力パッケージがスパのコース特性に合わず、初日から速さが発揮できない。この日の午前のフリー走行も、佐藤は最後に16番手タイムを出したものの、デビッドソンは20番手だった。

午後の第1セッション。最初のアタックでのデビッドソンは、午前中のタイムを大きく下回る。一方の佐藤は1分48秒739で、午前中よりコンマ6秒以上遅い。2度目のアタックで佐藤は1分47秒台に突入するが、トップ16にはコンマ4秒及ばず19番手。デビッドソンはさらに伸びず、21番手に終わった。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Takuma Sato 佐藤琢磨
  3回目フリー走行 16番手 1分48秒129
予選19番手 1分47秒980
「昨日集めたデータでチームががんばって仕事をしてくれて、昨夜の作業で変更を加えているので、午前中の走行ではマシンが少し改善されていた。今日のバランスには昨日よりも満足だったけれど、タフなセッションになることはわかっていた。予選でもっといいパフォーマンスが発揮できなかったのが残念だ。明日はすべてがポジティブな方向に進むことを期待するしかない」
Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  3回目フリー走行 20番手 1分48秒955
予選21番手 1分48秒199
「ここスパでは、とても難しい週末を過ごしているが、今日の予選でそれがピークに達した。予選では、最後の手段だったマシンのバランス調整がうまくいかなかったが、試してみるだけの価値はあった。しかし、そのせいで運転するのが難しくなり、その周回の最後にはリアタイヤにかなりのグレーニングが出てしまったので、どうしようもなかった。今日のパフォーマンスをよく検討して、明日のレースの作戦を真剣に考える必要がある」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「我々のライバルがずっと期待していたような状況に陥ってしまった。彼らは我々にこのレベルを期待していたんだ。彼らの思うつぼになってしまった。だが、彼らも我々の不屈の闘志を甘く見るべきではない」
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RESULT

予選リザルト

ROUND
#14
SEPTEMBER 15, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 6 K.ライコネン フェラーリ 1:45.994
2 5 F.マッサ フェラーリ 1:46.011
3 1 F.アロンソ マクラーレン 1:46.091
4 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:46.406
5 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:46.996
6 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:47.334
7 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:47.409
8 15 M.ウェーバー レッドブル 1:47.524
9 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:47.798
10 4 H.コバライネン ルノー 1:48.505
11 3 G.フィジケラ ルノー 1:46.603
12 11 R.シューマッハ トヨタ 1:46.618
13 14 D.クルサード レッドブル 1:46.800
14 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:46.955
15 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:47.115
16 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:47.394
17 19 S.フェテル トロロッソ 1:48.581
18 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:47.954
19 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:47.980
20 20 A.スーティル スパイカー 1:48.044
21 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:48.199
22 21 山本左近 スパイカー 1:49.577
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