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FORMULA 1
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トルコ TURKISH GP
トルコグランプリ
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ROUND
#12
AUGUST 25, 2007
リザルト

デビッドソン、予選で自己ベストタイの11番手

第12戦 トルコGP
2007年8月25日(土)・予選
会場:イスタンブールパーク・サーキット
天候:晴れ
気温:34〜35℃

第12戦トルコGPの2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは14番手、ジェンソン・バトンは15番手だった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMはアンソニー・デビッドソンが、自己ベストタイの11番グリッドを獲得。佐藤琢磨は19番手だった。

   
Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 2日目の展開

第12戦 トルコGP

今日も快晴。朝から暑い。午前11時からのフリー走行は、気温33℃、路面温度42℃というコンディションで始まった。バトンはトップ10前後のポジションを維持するも、最後に行ったアタックで、タイムが伸びず、1分28秒台に14台がひしめく大接戦の中、15番手にとどまった。バリチェロはこのセッション、16番手だった。

午後になって、気温35℃、路面温度は50℃まで上がった。湿度は26%しかなく、カラカラに乾いた状態だ。予選第1セッションはバトン13番手、バリチェロ16番手で、第8戦フランスGP以来、2人そろって次のセッションへと進む。

第2セッションの最初のアタックでは、バトン11番手、バリチェロ13番手と、わずかにトップ10に届かない。終了間際の再度のアタックで、バリチェロはコンマ2秒タイムを縮めたものの14番手に終わる。

一方のバトンはわずかにタイムを更新できず、15番手。明日の決勝に向けてエンジン交換を予定しており、これによりさらに後方グリッドからスタートする。

   
COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
  3回目フリー走行 16番手 1分28秒715
予選14番手 1分28秒188
「いい予選だった。僕自身もジェンソンも、マシンのまさに限界まで攻めていたと思う。ある意味では、まだまだとても遠いところにいるのかもしれないが、それでもトップ10まであとわずかのところにきていただけに、残念だ。ハンガリーで起こっていた問題は解決できたと思う。今のところ、これまでよりいい週末だ。明日はとても厳しく、暑い日になるが、どんな結果になるのか楽しみだ」
Jenson Button ジェンソン・バトン
  3回目フリー走行 15番手 1分28秒548
予選15番手 1分28秒220
「予選での最初の3回の走行はうまくいった。最後のアタックのときに、もう少しプッシュしようとしたが、ひどいオーバーステアが出て、かなりのタイムをロスしてしまった。しかし、これが今の実力。慎重に走ってまずまずの結果を出すこともできるし、プッシュし続けて走ることもできるが、そうすると不安定な状況に陥る。僕たちは、このような状況であるが、明日はレースでどれだけ戦えるのか期待したい」
Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「ルーベンスにとっては、トラブルのない土曜日だった。午前のフリー走行で、彼のマシンは昨日と比較してバランスが改善され、予選14番手という結果だった。ジェンソンは3度にわたりすばらしいアタックを行い、非常に力強くプッシュしていた。しかし、最後のアタックの7コーナーでタイムを落とし、チームメートのすぐ後ろでセッションを終えることになった。残念なことに、彼がピットインするたびに、エンジンの出力が落ち始めた。明日のレースではエンジンを交換しなければならない」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 2日目の展開

第12戦 トルコGP

路面にラバーが載り、2人は順調に前日のタイムを更新していく。しかし終盤、3コーナーで佐藤がコースオフ。20番手で、このセッションを終える。一方のデビッドソンは、17番手だった。

午後の予選。第1セッションで、佐藤は2回目のアタックでタイムを更新するものの、19番手に終わる。しかしデビッドソンは、総合9番手というすばらしい速さを披露し、次のセッションへと進む。そしてここでも、1分27秒台に1000分の3まで迫るスーパーラップを披露し、11番手に付けた。最終的にトップ10には入らなかったものの、開幕戦に続く自己最高グリッドを獲得した。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  3回目フリー走行 17番手 1分28秒755
予選11番手 1分28秒002
「今日はいいスタートを切ることができた。午前中のフリー走行が終了した時点では、予選でも第2セッションにチャレンジできるぐらい好調だと思ったし、かなり楽に第2セッションに進むことができた。セッションがスタートする前は、進めるかどうか少し心配だったが、みんなががんばってくれたおかげで、最終的には第3セッションまでチャレンジすることができていたかもしれない。本当にいい日だった。あの予選ラップはずっと忘れないよ」
Takuma Sato 佐藤琢磨
  3回目フリー走行 20番手 1分29秒436
予選19番手 1分28秒953
「フリー走行でのマシンのバランスには満足していたし、マシンの感触もよかった。しかし、予選ではバランス自体には問題がなかったのに、ペースが上がらず、グリップも十分ではなかった。一体何が起きたのか本当に理解できない。予選でこのポジションは残念だが、明日、何ができるのか様子を見るしかないだろうね」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「今日は攻めた。3回目のフリー走行で琢磨がスピンしたのを見れば、スーパーアグリがどれほど激しく戦っているかということがわかるだろう。予選は戦略的なアプローチを取った。重量測定で大きな犠牲を払うところだったが、すべての遅れに素早く対応し、タイミングよく、マシンをコースに戻すことができた。スーパーアグリがどれほど成長したか、わかっていただけたと思う。琢磨は残念だったが、グリッドポジション争いの激しさを物語っている。アンソニーは非常に力強いパフォーマンスだった。予選第1セッションの2回目のアタックでは、マシンの性能の高さを見せてくれた。もう少しマシンを調整できることはわかっていたし、もう少しスピードを上げられるかもしれないと思ったが、第2セッションのアンソニーはマシンの性能を余すことなく引き出してくれた。中団の戦いは本当に厳しく、一歩抜きん出るにはすべての条件が整わなければならない。今日のアンソニーとチームはそれをやってみせてくれた」
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RESULT

予選リザルト

ROUND
#12
AUGUST 25, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 5 F.マッサ フェラーリ 1:27.329
2 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:27.373
3 6 K.ライコネン フェラーリ 1:27.546
4 1 F.アロンソ マクラーレン 1:27.574
5 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:27.722
6 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:28.037
7 4 H.コバライネン ルノー 1:28.491
8 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:28.501
9 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:28.740
10 3 G.フィジケラ ルノー 1:29.322
11 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:28.002
12 15 M.ウェーバー レッドブル 1:28.013
13 14 D.クルサード レッドブル 1:28.100
14 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:28.188
15 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:28.220
16 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:28.390
17 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:28.798
18 11 R.シューマッハ トヨタ 1:28.809
19 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:28.953
20 19 S.フェテル トロロッソ 1:29.408
21 20 A.スーティル スパイカー 1:29.861
22 21 山本左近 スパイカー 1:31.479
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