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FORMULA 1
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トルコ TURKISH GP
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ROUND
#12
AUGUST 24, 2007
リザルト

初日午後、バトン14番手、バリチェロ15番手

第12戦 トルコGP

2007年8月24日(金)・1日目フリー走行
会場:イスタンブールパーク・サーキット
天候:晴れ
気温:30〜36℃

第12戦トルコGPの初日フリー走行で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは14番手、ルーベンス・バリチェロは15番手だった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨16番手、アンソニー・デビッドソンは18番手だった。

Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 初日の展開

第12戦 トルコGP

3週間の夏休みを終え、全11チームが再びサーキットに集結した。ここから10月の最終戦ブラジルGPまでは、2つの2連戦をはさんで9週間で6戦を戦うという、過酷なスケジュールとなる。

夏休み後の初戦となるトルコGPは、初日から青空が広がった。1回目フリー走行が始まった午前10時の時点で、気温はすでに30℃を超えている。風は吹いているものの、日差しは相当に強い。このセッションは、バトン14番手、バリチェロ15番手だった。

昼過ぎには暑さもいっそう増し、午後2時には気温35℃、路面温度も50℃に達した。そんな猛暑の中、Hondaの2人は、ロングラン走行を行う。セッション前半、バリチェロが8番手、バトン10番手と、2人そろって10番手に入る速さを見せた。しかしその後ライバルたちが1分28秒台に次々と突入する中、今ひとつペースが伸びない。結局午後も、バトン14番手、バリチェロ15番手に終わった。

COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Jenson Button ジェンソン・バトン
 

1回目フリー走行 14番手 1分30秒483
2回目フリー走行 14番手 1分29秒945
「セッションの終盤で、やっと納得のいくセットアップを見つけることができたようだ。今日一日、このために苦労した。今はとてもマシンに満足している。午前のセッションでは、どちらのタイヤでもいい走りができなかった。一日の終わりにオプション(ソフト側)で走った感じでは、とても安定していた。2回のセッションを通して進歩している。僕たちは確実に前進していると思う」

Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
 

1回目フリー走行 15番手 1分30秒580
2回目フリー走行 15番手 1分30秒055
「僕が排水溝のふたに接触するまでは、とてもいい感じで走行し、少しずつよくなってきていたと思う。僕らはマシンをチェックし、パンクとホイール以外には深刻なダメージがないように見えた。しかし、走行を再開したときに、全くマシンの感触がよくなかった。その接触の前までは、とてもうまく物事が進んでいたから、すべてを注意深くチェックし、まだ見つかっていないダメージを探す必要がある。マシンが今日の走り出しのときのような感触を取り戻せることを願っている」

Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「比較的スムーズにメニューが進んだ金曜だった。セッション終盤には、ハードタイヤ(ハード側)でもミディアムタイヤ(ソフト側)でも、2人のドライバーは安定したバランスを見出せていた。ただ1つ起こった小さな問題は、排水溝から外れたフタがコース上に落ちていて、ルーベンスのマシンがぶつかったことだ。このために左リアのリムが破損し、タイヤがパンクしてしまった。これ以降、マシンのバランスが変わってしまい、今日は夜を徹してマシンチェックを行う必要がある。明日に向けて、グリップを損なわずアンダーステアを減らしたい」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 初日の展開

第12戦 トルコGP

デビッドソンはセッション終盤、1分30秒384の自己ベストを出して12番手に付けた。一方の佐藤は、前日は風邪気味のためにホテルで静養。それでも今朝はサーキットに元気な姿を見せ、15周を周回して17番手だった。

午後の暑さは、シーズン序盤のマレーシアに匹敵するものとなった。2人は主として、レースに向けてのロングランでのタイヤ比較に専念。デビッドソンは終盤、3コーナーでコースオフ。タイヤバリアにぶつかり、18番手でセッションを終える。佐藤は27周を走って、16番手だった。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Takuma Sato 佐藤琢磨
 

1回目フリー走行 17番手 1分30秒624
2回目フリー走行 16番手 1分30秒104
「夏の休暇が終わり、再びレースに戻れてうれしい。チームの雰囲気も明るく、シーズン後半に期待している。特に、最後のブダペストのレースでの終盤のペースは力強かったので、ここイスタンブールでのチームの姿勢はとても前向きだ。もちろん、ほかのチームも僕たちと同様に進歩しているので、僕たちにはもっとスピードが必要だ。しかし、今日はとてもいい一日だったと思う。レッドフラッグで作業が中断されたけれど、通常のタイヤ比較を終えることができた。マシンのバランスにもある程度満足している」

Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  1回目フリー走行 12番手 1分30秒384
2回目フリー走行 18番手 1分30秒530
「難しい一日だった。風が強く、マシンのいいバランスを見つけるのが難しかった。1回目のセッションの初めは苦しかったが、いくつかセットアップを変更したので終盤はかなり改善されて、ある程度はコンペティティブなラップタイムが出せるようになった。2回目のセッションでも午前中と同じような問題に直面していたし、その後側溝のフタが外れるという出来事があり、コースのグリップレベルが戻るまで少し時間がかかった。プライムタイヤでコンペティティブなタイムを記録したあと、午後のセッションの最後にオプションタイヤで走行したが、ターン3に入るところで僕は運悪くミスを犯し、ラインが膨らんでバリアに接触してしまった。しかし、今のファーストラップのパフォーマンスには満足しているので、明日の予選を楽しみにしている」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「暑く、厳しい。はじめはサーキットがほこりっぽかったので、かなり長い時間待ってからコースへ出た。午前中の走行からいい情報をいくつか収集することができたが、午後のレッドフラッグで情報収集の作業の割合が減ってしまったし、終盤のアンソニーのコースアウトも我々のデータ収集に少し影響を及ぼした。しかし、琢磨はマシンをうまく走らせていたので、明日に役立つデータは十分に集まったと思う」
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RESULT

フリー走行2リザルト

ROUND
#12
AUGUST 24, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:28.469
2 6 K.ライコネン フェラーリ 1:28.762
3 11 R.シューマッハ トヨタ 1:28.773
4 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:28.874
5 5 F.マッサ フェラーリ 1:28.884
6 1 F.アロンソ マクラーレン 1:28.947
7 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:28.995
8 4 H.コバライネン ルノー 1:29.025
9 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:29.093
10 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:29.368
11 14 D.クルサード レッドブル 1:29.435
12 3 G.フィジケラ ルノー 1:29.456
13 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:29.792
14 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:29.945
15 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:30.055
16 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:30.104
17 15 M.ウェーバー レッドブル 1:30.315
18 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:30.530
19 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:30.702
20 19 S.フェテル トロロッソ 1:30.801
21 20 A.スーティル スパイカー 1:31.153
22 21 山本左近 スパイカー 1:31.175
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