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FORMULA 1
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ハンガリー HUNGARIAN GP
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ROUND
#11
AUGUST 04, 2007
リザルト

ハンガリーGP予選、デビッドソン15番手

第11戦 ハンガリーGP
2007年8月4日(土)・予選
会場:ハンガロリンク
天候:晴れ
気温:25〜27℃

第11戦ハンガリーGPの2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは17番手、ルーベンス・バリチェロは18番手だった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、アンソニー・デビッドソンが15番手、佐藤琢磨は19番手だった。

   
Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 2日目の展開

第11戦 ハンガリーGP

2日目の午前中は、雲が多いながらも晴れ。午前11時からのフリー走行は、ドライ路面で始まった。セッション後半、上位陣が次々に1分20秒台に入る中、Honda Racing F1 Teamの2人はなかなかタイムが伸びない。20周前後の周回をこなしたものの、バトン18番手、バリチェロ20番手にとどまった。

午後も、午前中同様に風が強い。予選が開始された午後2時の時点で、気温26℃というコンディション。第1セッション、1回目のアタックで、バリチェロ16番手、バトン20番手と、依然として奮わない。トップ16への生き残りをかけ、2人は2度目のアタックでともにタイムを更新する。特にバトンはコンマ8秒近い大幅なタイムアップ。しかし、16番手にわずか1000分の7秒およばず、17番手に終わった。バリチェロも18番手で、第2セッション進出は果たせなかった。

   
COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Jenson Button ジェンソン・バトン
  3回目フリー走行 18番手 1分22秒202
予選17番手 1分21秒737
「マシンの感触はよく、いいバランスがとれていたので、今日の結果は予想もしていなかった。マシンには安定した力があるのに、予選の第1セッションを通過できないなんて信じられない。ダウンフォースがうまく得られなかったことが、僕たちのペースに影響したようだ。また、僕は1コーナーでタイムをロスし、午前のタイムに比べて0.2秒遅くなってしまった。とても切迫した戦いが繰り広げられている中で、これは本当に痛い。僕にとっても、チームにとっても、本当に残念だ」
Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
  3回目フリー走行 20番手 1分22秒596
予選18番手 1分21秒877
「午前のフリー走行が終わった時点で、予選ではプライムとオプションのどちらのタイヤがコンペティティブかはっきりしていなかった。だから、僕は両方のタイヤを使ってみたが、それぞれがまったく違う性能を見せていた。残念なことに、マシンには僕たちが期待する速さがなかった。今日の予選の順位は現状を反映している。明日は僕たちにとって厳しいレースになるだろう」
Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「今朝のフリープラクティスでセットアップをいくつか変更した後、予選に向けて2人ともマシンバランスを確かに見出していた。マシンから最大限のパフォーマンスを引き出し、ほんの0.1秒程度の差で予選を終えることになった。第2セッションに進むには、本当にあとわずかにタイムが足りなかった」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 2日目の展開

第11戦 ハンガリーGP

午前中のフリー走行では、デビッドソンは予選を見据えたセットアップに専念し、11番手。18周を走った佐藤は、15番手だった。

予選第1セッションの最初のアタックで、デビッドソンは1分21秒586のタイムを出して、暫定13番手につける。一方の佐藤は19番手で、このままでは次のセッションへ進めない。2度目のアタックでデビッドソンはタイムをさらにコンマ5秒以上縮め、12番手で第2セッションへ進む。しかし、佐藤は最終区間で大きくタイムをロスし、19番手に終わった。

予選第2セッション。デビッドソンの最初のアタックは、先ほどのベストタイムにコンマ1秒およばず、14番手。トップ10入りを狙って再度コースに出たがタイム更新はならず、15番手に終わった。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  3回目フリー走行 11番手 1分21秒501
予選15番手 1分21秒127
「とてもいい日だった。マシンの性能を最大限に引き出すことができたと思うし、エンジニアリングチームのおかげで、いい予選用のセットアップを見つけることもできた。これは、このサーキットではとても重要なことだ。マシンのバランスはずっとよかったので、楽に予選第2セッションまで進むことができた。第2セッションでもポジションを上げられることを期待していたが、残念ながら第1セッションの最後のようなタイムを出すことができず、15番手が精一杯だった。それでも、今日のパフォーマンスには満足している」
Takuma Sato 佐藤琢磨
  3回目フリー走行 15番手 1分21秒839
予選19番手 1分22秒143
「厳しい予選だった。僕たちは3回の走行を予定していた。プラクティスのマシンバランスに満足できていなかったので、1回目の走行でプライムタイヤでのマシンの調子を確認したかった。ところが、その走行後の重量測定で、通常以上に時間がかかってしまった。さらに、エンジンをスタートさせるときに、マーシャルが僕のポジションを間違えたので、正しいポジションまで戻らなくてはならなかった。その結果、当初予定していたタイヤで走行するチャンスを失ってしまった。最終的には、正式な予選の燃料搭載量では1回しか走るチャンスがなかった。運悪く風がかなり強くて、マシンのバランスが狂ってしまい、走行ラインもふくらんでしまった。しかし、マシンのパフォーマンスはいいので、明日はいいレースになることを願っている」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「予選にしてはアグレッシブな戦略を選ぶことになったが、そうせざるを得なかった。予選第2セッションに進めるペースはあると思っていた。アンソニーは第1セッションの2回目の走行ですばらしい走りを見せたが、琢磨は残念ながら重量測定で少し遅れてしまった。それで、琢磨の予定を変更しなければならなかった。しかも、運悪く最終セクターでコースアウトしてしまった。それさえなければ、琢磨は楽に次のセッションへ進めていただろう。1人は“最高”の結果で、もう1人は“少し残念”な結果だった」
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RESULT

予選リザルト

ROUND
#11
AUGUST 04, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 1 F.アロンソ マクラーレン 1:19.674
2 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:19.781
3 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:20.259
4 6 K.ライコネン フェラーリ 1:20.410
5 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:20.632
6 11 R.シューマッハ トヨタ 1:20.714
7 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:20.876
8 3 G.フィジケラ ルノー 1:21.079
9 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:21.206
10 15 M.ウェーバー レッドブル 1:21.256
11 14 D.クルサード レッドブル 1:20.718
12 4 H.コバライネン ルノー 1:20.779
13 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:20.865
14 5 F.マッサ フェラーリ 1:21.021
15 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:21.127
16 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:21.993
17 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:21.737
18 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:21.877
19 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:22.143
20 19 S.フェテル トロロッソ 1:22.177
21 20 A.スーティル スパイカー 1:22.737
22 21 山本左近 スパイカー 1:23.774
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