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FORMULA 1
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ヨーロッパ EUROPEAN GP
ヨーロッパグランプリ
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ROUND
#10
JULY 21, 2007
リザルト

ヨーロッパGP予選、バリチェロ14番手、バトン17番手

第10戦 ヨーロッパGP
2007年7月21日(土)・予選
会場:ニュルブルクリンク
天候:晴れ
気温:21〜23℃

第10戦ヨーロッパGPの2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは14番手、ジェンソン・バトンは17番手だった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、アンソニー・デビッドソンが15番手、佐藤琢磨は16番手だった。

   
Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 2日目の展開

第10戦 ヨーロッパGP

朝から快晴。とはいえ、午前11時のフリー走行開始時で気温19℃と、7月下旬にしては涼しい陽気だ。このセッションで、バトンは12番手。ロングランに集中したバリチェロは17番手だった。

昼過ぎから、サーキット上空に雲が現れはじめ、にわか雨が降る可能性もありそうな天候に。気温22℃、路面温度37℃というコンディションで、予選セッションがはじまった。バリチェロは、まず14番手で第2セッションへと進む。バトンは1回目のアタックからペースが伸びず、再度のアタックに賭ける。しかし、コンマ2秒弱届かず17番手。第2セッション進出はならなかった。

第2セッション。バリチェロの最初のアタックは、12番手のタイム。最後のアタックに賭けるが、渋滞にはまりタイム更新はならず、14番手だった。

   
COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
  3回目フリー走行 17番手 1分33秒229
予選14番手 1分32秒221
「今日の予選はタフなものだった。あとコンマ3〜4秒が必要だったけれど、今日のマシンではそこまでいけなかった。予選第2セッション最後のアタックで、渋滞にひっかかってタイムが出せなかったのが残念だが、全体的にはかなり満足している」
Jenson Button ジェンソン・バトン
  3回目フリー走行 12番手 1分32秒869
予選17番手 1分32秒983
「本当に残念だ。もっといいポジションで予選を終えられたはずだが、これまでニュータイヤで得られていたはずのグリップもバランスもなかった。金曜日には、レースを想定した燃料を積んでの走行で、いいペースを出せていた。前にたくさんのマシンがいるポジションなので、ポイント獲得圏内に近づくには、かなりがんばらないといけない」
Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「グリッド・ポジションは少し残念に思う。トップ10のマシンと戦えるだけのレースペースがあると分かっているが、予選のパフォーマンス改善にはまだ手こずっている。ルーベンスのマシンは昨日行ったセットアップの変更で、かなりバランスがよくなった。ジェンソンは、いいグリップとバランスが得られなかったようだ。彼はフリー走行でニュータイヤを使用した際、マシンにかなり満足していただけに、予選の結果は意外だ」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 2日目の展開

第10戦 ヨーロッパGP

初日に続いて、午前中のフリー走行もトラブルフリーで、デビッドソンが20周、佐藤は19周を周回。しかし、ペースは今ひとつ伸びず、19番手、20番手だった。

午後の予選。第1セッションは、佐藤が15番手、デビッドソンが16番手で第2セッションへと進む。2人そろって第2セッションに進出するのは、第4戦スペインGP以来6戦ぶりだ。

しかし、上位のマシンが次々と1分31秒台に入る中、2人とも1分32秒台をきれずに終わった。佐藤は最後のアタック中に黄旗が振られる不運もあった。結局、デビッドソン15番手、佐藤16番手だった。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  3回目フリー走行 19番手 1分33秒792
予選15番手 1分32秒451
「僕たちにとっては、とてもエキサイティングな予選セッションだった。琢磨と僕は、お互いを激しくプッシュしあって、マシンを限界ギリギリで走らせた。マシンの性能を最大限に引き出せたと思うし、楽しかったよ。予選第1セッションで、Hondaの1台とデビッド・クルサード(レッドブル)を抜き、第2セッションへ進めたのは期待どおりの結果だった。第2セッション以降への進出は極めて難しくなることが分かっていたが、僕は今日の仕事にとても満足している。ガレージのスタッフやエンジニアリングチームが、コースのスペースをうまく見つけてくれたので、僕は常にクリアなコースを走ることができた」
Takuma Sato 佐藤琢磨
  3回目フリー走行 20番手 1分33秒945
予選16番手 1分32秒838
「いいプラクティス・セッションだった。午前中にいくつか変更を加えたことで、マシンが改善されていた。予選第1セッションのマシンの状態にも満足していたし、僕たちは好調だった。数レースぶりに第2セッションへ進めたのはよかったが、最後のクイックラップのシケインでイエローフラッグが出てしまい、アタックを中止しなければならなかったのは残念だった。そのために、これ以上はポジションを上げることができなかった。しかし、マシンも今日はいいパフォーマンスを見せていたので、明日は力強いレースが戦えることを願っている」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「今日は2人のSUPER AGURI F1 TEAMのドライバーが、激しい接戦を繰り広げることになった。2人とも、とてもいいパフォーマンスを見せていた。グリッド争いのラップタイム差がタイトになってきたことで、チーム内の争いも激しくなってきている。健全なライバル関係が生まれている」
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RESULT

予選リザルト

ROUND
#10
JULY 21, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 6 K.ライコネン フェラーリ 1:31.450
2 1 F.アロンソ マクラーレン 1:31.741
3 5 F.マッサ フェラーリ 1:31.778
4 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:31.840
5 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:32.123
6 15 M.ウェーバー レッドブル 1:32.476
7 4 H.コバライネン ルノー 1:32.478
8 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:32.501
9 11 R.シューマッハ トヨタ 1:32.570
10 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:33.833
11 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:31.978
12 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:31.996
13 3 G.フィジケラ ルノー 1:32.010
14 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:32.221
15 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:32.451
16 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:32.838
17 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:32.983
18 19 S.スピード トロロッソ 1:33.038
19 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:33.148
20 14 D.クルサード レッドブル 1:33.151
21 20 A.スーティル スパイカー 1:34.500
22 21 M.ビンケルホック スパイカー 1:35.940
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