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ROUND
#10
JULY 20, 2007
リザルト

初日午後、バトン8番手、バリチェロは14番手

第10戦 ヨーロッパGP

2007年7月20日(金)・1日目フリー走行
会場:ニュルブルクリンク
天候:晴れ
気温:20〜23℃

第10戦ヨーロッパGPの初日午後のフリー走行で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは8番手、ルーベンス・バリチェロは14番手だった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨13番手、アンソニー・デビッドソンは18番手だった。

Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 初日の展開

第10戦 ヨーロッパGP

アイフェル山地にあるニュルブルクリンクは、天候の変化が読みにくい。朝のうち、サーキットは濃い霧に覆われていた。その後、1回目フリー走行は晴天下で行われたが、昼過ぎにはあっという間に黒雲が広がり、土砂降りとなってしまう。そして2回目セッションの始まる午後2時には、ふたたび晴れるという具合だ。

午前中は、最後に履いたソフトスペックで、バトン8番手、バリチェロ10番手のタイム。午後のセッションは、どんどん路面が乾いていく展開。Hondaの2人はウエットタイヤで走行し、路面の状況を確認した。開始後15分には、コースはほぼドライに。バトンは終盤のソフトタイヤでの走行で8番手。バリチェロは14番手だった。

COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Jenson Button ジェンソン・バトン
  1回目フリー走行 8番手 1分33秒936
2回目フリー走行 8番手 1分33秒880
「今日の走行は天候の影響で終始難しかった。最初のセッションのあとに降った雨のせいで、午後のセッションの初めはトラックが少し湿っていた。今日のプログラムでは、なかなかいい作業ができたし、ロングランペースもよかった。まだやるべきことはたくさんあるけれど、タイヤもよく機能していたし、最後にニュータイヤを履いた感触もよかった。ここで速いタイムを出すには優れたマシンバランスが必要だが、スタートとしては悪くないと思う。僕たちは正しい方向に向かっている」
Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
 

1回目フリー走行 10番手 1分34秒142
2回目フリー走行 14番手 1分34秒411
「午後のセッションではいくつかの大きな変更を施したが、結果にはまだ満足していない。思ったような変更にはならなかった。雨が降ってからはトラックがかなり変わっていて、風も強かった。しかし、残りの週末に向けて、大変重要なことを学んだと思う」

Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「2つのセッションの間に降った雨で、午後にドライコンディションで走ることのできる時間が少し減ってしまった。ジェンソンは、ミディアムとソフト両方のタイヤでいいバランスを見つけることができた。しかし、ルーベンスはまだマシンバランスに満足できていないようなので、明日は彼が理想とするマシンを提供できるよう、作業を続けていくことが必要だ」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 初日の展開

第10戦 ヨーロッパGP

ドライ路面だった午前中、デビッドソンは14番手につける。一方、佐藤は2種類のタイヤのロングランに専念。全22人中最多の36周をこなして、16番手のタイムだった。

雨のあとの午後のセッションは、再びグリップの低い路面での周回から始まった。それでもSUPER AGURI F1 TEAM勢は中盤には一時、デビッドソン5番手、佐藤9番手の速さを見せる。しかしトップから1秒以内に12人がひしめく激戦の中、最終的には佐藤13番手、デビッドソン18番手となった。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Takuma Sato 佐藤琢磨
  1回目フリー走行 16番手 1分34秒708
2回目フリー走行 13番手 1分34秒357
「午後は雨になることが分かっていたので、午前中のセッションに集中して作業を行った。通常、午前中はコースが汚れているので、これは珍しいことだ。マシンのパフォーマンスはまあまあよかったし、通常の金曜日のタイヤの比較のための走行を行うにはバランスも十分によかった。昼に雨が降ったが、サーキットはすぐに乾いたのでラッキーだった。午後に再びドライ走行を行い、興味深いデータを集めることができた。今日の走行はまあまあよかったので、明日もさらにいい走行が行えることを願っている」
Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  1回目フリー走行 14番手 1分34秒567
2回目フリー走行 18番手 1分34秒554
「今日の天気はかなりラッキーだった。2回のセッションを挟んだ昼に雨が降ったので、ドライ用のマシンのバランス調整の作業を行うことができた。午後は雨の予報だったので、どのチームも1回目のセッションで集中して作業を行っていた。僕たちは特に長距離走行に取り組んだ。僕はマシンのバランスにも満足している。今日は作業も順調に進み、いい成果を上げることができた」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「いい、堅実な仕事ぶりだった」
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RESULT

フリー走行2リザルト

ROUND
#10
JULY 20, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 6 K.ライコネン フェラーリ 1:33.339
2 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:33.478
3 5 F.マッサ フェラーリ 1:33.590
4 1 F.アロンソ マクラーレン 1:33.637
5 11 R.シューマッハ トヨタ 1:33.668
6 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:33.746
7 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:33.845
8 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:33.880
9 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:34.146
10 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:34.221
11 15 M.ウェーバー レッドブル 1:34.235
12 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:34.264
13 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:34.357
14 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:34.411
15 3 G.フィジケラ ルノー 1:34.431
16 4 H.コバライネン ルノー 1:34.446
17 14 D.クルサード レッドブル 1:34.504
18 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:34.554
19 19 S.スピード トロロッソ 1:35.320
20 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:35.653
21 20 A.スーティル スパイカー 1:36.527
22 21 M.ビンケルホック スパイカー 1:37.319
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