モータースポーツ > F1世界選手権 > 第9戦 イギリスGP 1日目
FORMULA 1
INFORMATION
イギリス BRITISH GP
イギリスグランプリ
グランプリ情報 プレビュー 予選 決勝 フォトギャラリー
ROUND
#09
JULY 06, 2007
リザルト

ホームグランプリ初日午後、デビッドソンが10番手

第9戦 イギリスGP

2007年7月6日(金)・1回目フリー走行
会場:シルバーストーン・サーキット
天候:晴れ
気温:16〜18℃

第9戦イギリスGPの初日、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは午前中のフリー走行で背中の痛みを訴え、午後はクリスチャン・クリエンが代わって走行した。午後のセッションは、ルーベンス・バリチェロが17番手、クリエン18番手だった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、アンソニー・デビッドソンが10番手、佐藤琢磨16番手だった。

Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 初日の展開

第9戦 イギリスGP

先週のマニクールに続いてシルバーストーンも例年より涼しく、午前10時の1回目フリー走行開始時の天候は曇り。気温16℃、路面温度19℃と、セーターと薄手のコートが手放せない陽気だ。

Hondaは、2週間前にここシルバーストーンで合同テストが行われた際は、SUPER AGURI F1 TEAMとともにヘレスでテストを実施した。そのため、午前中のフリー走行ではコースに合わせたセッティング作業に専念。バリチェロ10番手、バトンが15番手だった。

午後2時からの2回目のフリー走行。バトンは、インディアナポリスのレースで負った背中のケガの痛みから走行を断念。テストドライバー兼リザーブドライバーのクリエンが走行した。クリエンがレースの週末を走るのは去年の9月以来となるが、そのギャップを感じさせない力強い走りを序盤から披露。順調にペースを上げて、14番手に付ける。一方のバリチェロはマシンバランスが安定せず、20番手あたりにとどまっている。その後は改善されたものの17番手に終わった。22人中最多の45周をこなしたクリエンは、18番手だった。

COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
 

1回目フリー走行 10番手 1分22秒956
2回目フリー走行 17番手 1分22秒511
「強い風が吹いていたものの、今日は全くいつも通りの金曜日だった。普段通りのセットアップ作業とタイヤ比較を行い、午後のセッションではブレーキチェックもいくつか行った。1周の速さを縮めなければならないものの、セッションが終わるころにはマシンバランスも改善され、特にロングランはよかった」

Jenson Button ジェンソン・バトン
  1回目フリー走行 15番手 1分23秒517
2回目フリー走行 (走行なし)
「午前は非常に風が強かった。特にベケッツの辺りで強風が吹いていて、いいバランスを見つけるのが大変だった。午後のセッションは休まなければならなかったけれど、予定していたプログラムを通していくつかいい進歩があったと思う。今晩はエンジニアとデータを検討し、明日に向けて準備したい」
Christian Klien クリスチャン・クリエン
  1回目フリー走行 (走行なし)
2回目フリー走行 18番手 1分22秒833
「午後のセッションでドライブする機会があり、予定されていたプログラムを終わらせることができ、うれしかった。シルバーストーンのことはよく知っているから、すぐにマシンになじむことができたんだ。特に日曜のレースに向けたロングランのペースを考えると、タイヤに関して得られたものは多く、45周を走行できたこともよかったと思う」
Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「午前のセッションは、風が大変強いコンディションで、セットアップがとても難しかったが、ルーベンスは非常にいいバランスを見つけてくれた。ジェンソンは背中の痛みにより走行を断念しなければならなかった。午後のセッションでは、ジェンソンを休ませるため、クリスチャンを走らせたが、彼はロングランのタイヤ比較で非常にいい仕事をしてくれた。ルーベンスも、日曜のレースへ向けて役立つデータを収集し、いいロングランペースを見せている」
ページトップへ
SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 初日の展開

第9戦 イギリスGP

午前中のセッション序盤は路面も滑りやすく、SUPER AGURI F1 TEAMの2台は走行を控え気味だった。それでも後半からは積極的に周回を重ね、終盤にソフトスペックを履いたデビッドソンが12番手、ハードでのマシンの煮詰めに集中した佐藤は16番手だった。

デビッドソンは午後のセッションも序盤からいいペースで周回し、10番手前後のポジションをキープする。最終的には午前中のタイムを1秒近く縮めて、10番手で初日を終えた。佐藤は16番手だった。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  1回目フリー走行 12番手 1分23秒037
2回目フリー走行 10番手 1分22秒143
「激しい風で、今日のコースは誰にとっても難しいドライビングコンディションだったが、僕たちはセットアップでできる限りその状況に対応した。長距離走行の結果には満足している。ショートランは風のせいでグリップレベルを判断するのが少し難しかったが、すべてのプログラムを終えることができた。2回目のフリー走行終盤、残り20分というところでマシンにマイナートラブルが発生したが、メカニックたちのがんばりのおかげで僕は再びコースに戻ることができ、ニュータイヤでの最終走行を行うことができた。いい結果を得ることができたので、今日のチームの仕事には満足しているよ」
Takuma Sato 佐藤琢磨
  1回目フリー走行 16番手 1分23秒548
2回目フリー走行 16番手 1分22秒487
「僕たちはシルバーストーンのテストに参加しなかったので、今日はたくさんやることがあった。通常のタイヤ評価を含む、かなりの量の作業をこなすことができたと思う。いつもの金曜日の走行より少しだけ多く走った。強風でコーナーごとの走りが安定せず、セットアップの違いを判断するのが困難だったけれど、それを考えても今日はポジティブな一日だったと思う」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「天気のコンディションと数週間前の合同テストに参加しなかったせいで、今日のスタートには苦労したが、プログラムに取り組み、首尾よく終えることができた。我々は予想通りのポジションにいる。アンソニーは母国のグランプリを本当に楽しんでいるようだ。明日はいい日になることを願っている」
ページトップへ
RESULT

フリー走行2リザルト

ROUND
#09
JULY 06, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 6 K.ライコネン フェラーリ 1:20.639
2 5 F.マッサ フェラーリ 1:21.138
3 11 R.シューマッハ トヨタ 1:21.381
4 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:21.381
5 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:21.467
6 1 F.アロンソ マクラーレン 1:21.616
7 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:21.619
8 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:21.650
9 15 M.ウェーバー レッドブル 1:22.137
10 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:22.143
11 4 H.コバライネン ルノー 1:22.189
12 3 G.フィジケラ ルノー 1:22.257
13 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:22.372
14 14 D.クルサード レッドブル 1:22.428
15 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:22.486
16 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:22.487
17 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:22.511
18 34 クリスチャン・クリエン Honda Racing F1 Team 1:22.833
19 19 S.スピード トロロッソ 1:22.840
20 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:23.105
21 21 C.アルバース スパイカー 1:23.113
22 20 A.スーティル スパイカー 1:23.720
Page top
※このサイトをご覧になるには最新の Flash Player が必要です。