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FORMULA 1
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フランス FRENCH GP
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ROUND
#08
JUNE 30, 2007
リザルト

フランスGP予選でバトン12番手、バリチェロ13番手

第8戦 フランスGP
2007年6月30日(土)・予選
会場:マニクール・サーキット
天候:晴れ
気温:24〜25℃

第8戦フランスGPの2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンが12番手、ルーベンス・バリチェロは13番手だった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨が19番手、アンソニー・デビッドソンは20番手だった。

   
Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 2日目の展開

第8戦 フランスGP

上空は雲が多めながら、午前11時で気温21℃と初日よりはやや暖かい。午前中のフリー走行は、開始後22分にメインストレートの人工芝がはがれたことで、10分間の中断。これでフリー走行は50分間に短縮されてしまう。そうした中、バトンは12番手、バリチェロは16番手だった。

午後になると青空が広がり、気温24℃、路面温度も44℃まで上昇した。予選第1セッションで、Honda Racing F1 Teamの2人は最初からオプションタイヤを履いてアタックに出て、1セット目のタイヤではバトン12番手、バリチェロ16番手。2セット目のアタックでは、バトン14番手、バリチェロ16番手のタイムで、かろうじて第2セッションへ進んだ。

続く予選第2セッションでバトンが1分15秒584、バリチェロは1分15秒761のタイムを出すも、いずれもトップ10には届かず、12番手、13番手に終わった。

   
COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Jenson Button ジェンソン・バトン
  3回目フリー走行 12番手 1分15秒902
予選12番手 1分15秒584
「マニクールの予選はいつも厳しく、今日もやはりそうだった。ポジションに表れなかったが、僕たちは確実に進歩していて、マシンもインディアナポリスよりよくなっている。途中、目の前のライバルより速かったことはよかった。明日のことを考えれば、昨日のフリー走行で分かったように僕たちのレースペースは、1周のアタックに比べて明らかにいい。レースに向けてこれからも作業を続けていくし、戦略もいいと思う。だから、明日はいい結果が出ると期待している」
Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
  3回目フリー走行 16番手 1分16秒102
予選13番手 1分15秒761
「午前中のセットアップには満足できなかったが、いくつか変更を加えたことで、午後の予選ではマシンが明らかによくなった。ちょっとした賭けだったが、結果としてはバランスがよくなった。マシンから最大のパフォーマンスを引き出すため、懸命に作業をしたんだ。ロングランのペースはコンペティティブなので、明日のレースを楽しみにしている」
Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「マニクールではよくあることだが、今日の予選もとてもタイムが接近していた。わずかコンマ2秒足りないためにトップ10入りを逃してしまった。最新のアップデートを施したことで、目の前のライバルたちに近づいていて、先週のテストで見られた進歩がマニクールのトラックでも確認できて満足している。燃料を多く積んだときのレースペースは一貫してよく、明日のレースは期待できそうだ」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 2日目の展開

第8戦 フランスGP

午前中のフリー走行では、デビッドソンが予選重視のセッティング作業を続けたのに対し、佐藤はレースを見据えたクルマ作りに集中。デビッドソン13番手、佐藤19番手だった。

午後の予選、第1セッションの1回目のアタックでは、デビッドソン19番手、佐藤20番手というポジション。第2セッション進出をかけて、2人は2回目のアタックに出ていく。ところが、同じタイミングで20台近いマシンがピット出口に殺到。その渋滞に巻き込まれたデビッドソンはコース復帰が遅れ、アタックの前にチェッカーが振られ20番手に終わった。

一方の佐藤は予定通りアタックをこなしたが、19番手のタイム。なお、佐藤は前戦アメリカGPでグリッド10番降格のペナルティを受けている。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Takuma Sato 佐藤琢磨
  3回目フリー走行 19番手 1分16秒221
予選19番手 1分16秒244
「厳しい予選だった。誰もが接近したラップタイムとなった中で、予選第2セッションに進むことができず、とても残念だ。この週末に進歩はあったが、思うような結果には届かなかった。僕たちのペースも比較的いいので、明日はとてもエキサイティングなレースになるだろう。僕はグリッド後方からのスタートとなるが、ベストを尽くすつもりだ」
Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  3回目フリー走行 13番手 1分15秒925
予選20番手 1分16秒366
「今日はかなりフラストレーションがたまる一日だった。ピットレーンの渋滞につかまり、最後のアタックができなかった。ほかのマシンとの距離を離すために、一団が通り過ぎるの待たなければならなかったが、ラインを越えるのが1秒遅れたためにクイックラップを走れなくなってしまった。マシンは午前中のいいバランスを維持しているようだったし、セッション終盤はタイムを伸ばせる自信もあったので残念だった。しかし、明日のレースはいいマシンで挑めるので、期待したいと思う」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「タフな一日だった。接戦であることや、このサーキットのレイアウトが我々に味方してくれると思っていたが、それはかなわなかった。最後まで厳しい状況だったが、あとコンマ数秒どこかでタイムを詰めることができていたら、予選第2セッションに進むことができていたかもしれない。しかし、そんな偶然のようなことはなかった。1秒差で2回目の走行を断念しなければならなかったアンソニーは残念だった。他のマシンとピットレーンを出るタイミングが重なってしまい、彼は割って入ることができず、その一団の後方につかなければならなかった。明日は厳しい日になるだろう」
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RESULT

予選リザルト

ROUND
#08
JUNE 30, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 5 F.マッサ フェラーリ 1:15.034
2 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:15.104
3 6 K.ライコネン フェラーリ 1:15.257
4 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:15.493
5 3 G.フィジケラ ルノー 1:15.674
6 4 H.コバライネン ルノー 1:15.826
7 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:15.900
8 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:15.935
9 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:16.328
10 1 F.アロンソ マクラーレン DNS
11 11 R.シューマッハ トヨタ 1:15.534
12 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:15.584
13 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:15.761
14 15 M.ウェーバー レッドブル 1:15.806
15 19 S.スピード トロロッソ 1:16.049
16 14 D.クルサード レッドブル DNF
17 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:16.142
18 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:16.241
19 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:16.244
20 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:16.366
21 21 C.アルバース スパイカー 1:17.826
22 20 A.スーティル スパイカー 1:17.915
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