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FORMULA 1
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フランス FRENCH GP
フランスグランプリ
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ROUND
#08
JUNE 28, 2007

フランスGPプレビュー

第8戦 フランスGP
2007年6月28日(金)

F1GPは、再びヨーロッパに戦いの場を移し、次戦、第8戦フランスGPがフランス中部のマニクール・サーキットで開催される。

Honda Racing F1 Teamは、フランスGPを前に、恒例のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに参加した。デモ走行が行われた週末はあいにくの雨模様となったが、クリスチャン・クリエンがRA107を駆り、有名なヒルクライムに出場。ジェンソン・バトンは、初の試みとして特別開催された自転車タイムトライアルに参加した。

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COMMENT

コメント

Shuhei Nakamoto 中本修平
シニアテクニカルディレクター
「3日間のヘレステストはすばらしい天候に恵まれ、予定したプログラムをすべて終了し、かなりの進化を確認できたテストとなりました。メカニカルおよび空力の新しいパッケージを試したほか、ブレーキング時の挙動を安定させるため、さらなる改良も試しました。次戦のマニクールでは、予選、レースともに、ある程度の戦闘力向上を期待しています」
Jenson Button ジェンソン・バトン

「マニクール・サーキットは非常に高速で、走っていて楽しい。とはいえワナも多く待ち受け、わずかな失敗で大きくタイムロスする危険もあるコースだ。特にスタートが大事だね。グリッドは奇数偶数どちらでも大した違いはないけれど、最初の2つのコーナーできちんとマシンをラインに乗せ、いい走りができなければ、そこからアデレイドヘアピンまでの長い直線でスピードが伸びない。このヘアピンはマニクールで唯一の、抜けるポイントといっていいだろう。ここでいいタイムを出すには、とにかくフロントがキビキビ動くマシンに仕上げること。特に1、2コーナーは、そうしないと苦しいね。もしアンダーステアがひどいと、2コーナーでことごとくタイムをロスすることになる。それから高速シケインでの挙動安定性も非常に重要だ」

Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
 

「マニクールではいつも、楽しんでレースをしてきた。流れるようなリズムのあるサーキットだから、多くのドライバーが楽しんでいると思う。ここは高速と低速コーナーが入り交じっている。舗装は非常にスムーズだけれど、リアタイヤには厳しいコースだ。ここで一番攻めがいがあるのは、高速で方向を変えるターン4、5と、ターン7、8かな。それから例年、気温が高いレースになることが多いから、ヘレスで3日間テストしたことが生きてくると思う」

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CIRCUIT

サーキット情報

Magny-Cours Circuit マニクール・サーキット

決勝70周、全長:4.411km

マニクール・サーキットはフランスの中部のブルゴーニュ地方に位置し、1991年以来フランスGPのホストとなっている。12のコーナーを備えた同サーキットは、スムーズな路面と広いランオフエリアが特徴である。しかし、アデレイドヘアピン以外での追い抜きはほとんど不可能だ。そのため、主催者は2004年に最終シケインを改修し、リセーコーナーのランオフエリアも拡充した。しかし依然として、追い抜きの難しいコースであることに変わりはない。

このサーキットでのラップタイムは、気温に大きく左右される。低速コーナーが多いほかのコースと同様に、ここでもダウンフォースを大きく付ける。しかし長い直線での最高速への影響も、当然考慮しなければならない。

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HONDA IN FRANCE

フランスにおけるHonda

・Hondaは、1964年にフランスで活動を開始し、当時、創業者の本田宗一郎自らが調印に臨んだ。
・2006年のHondaの四輪車登録台数は、前年比30%増で1万1000台以上に上る。
・1986年創設のHonda Europe Power Equipmentはオルレアン近郊のオルムにあり、汎用製品の輸入、生産、販売を行う。

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