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FORMULA 1
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アメリカ UNITED STATES GP
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ROUND
#07
JUNE 16, 2007
リザルト

バトン13番手、バリチェロは15番手

第7戦 アメリカGP
2007年6月16日(土)・予選
会場:インディアナポリス・モータースピードウェイ
天候:晴れ
気温:29〜35℃

第7戦アメリカGPの予選で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは13番手、ルーベンス・バリチェロは15番手だった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、アンソニー・デビッドソンが16番手、佐藤琢磨が18番手だった。

   
Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 2日目の展開

第7戦 アメリカGP

予選当日のインディアナポリスは、朝から雲ひとつない快晴となった。午前10時のフリー走行開始時点で、気温はすでに30℃に達した。このセッションで、Honda勢はレースに向けたセッティングに専念し、バトン15番手、バリチェロ18番手だった。

午後になっても気温はどんどん上がり、予選開始時刻の午後1時には35℃、路面温度は57℃を表示した。予選第1セッションでは、2回目のアタックでバリチェロが13番手、バトンが14番手のタイムを記録し、第2セッションへ進んだ。

第2セッションの1回目のアタックでは、上位陣が次々に1分12秒台に入っていった。しかし、Honda勢は1分13秒をきることができず、バリチェロ13番手、バトン14番手にとどまる。終盤、2回目のアタックに望みをかけ、バトンは1分12秒998のタイムを出すが、トップ10に入るにはコンマ17秒及ばず、13番手。バトンよりコンマ2秒遅かったバリチェロは、タイムを更新できず15番手に終わった。

   
COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Jenson Button ジェンソン・バトン
  3回目フリー走行 15番手 1分13秒318
予選13番手 1分12秒998
「予選第1セッションで最初にコースに出たときは、マシンのフィーリングがよかったが、車重検査が終わった後で問題を抱え、マシンバランスが変わってしまった。フロントウイングの調整を続け、いいバランスを見つけようと努力した。第2セッションの最後のアタックでは、マシンのパフォーマンスを最大限に引き出した。驚いたことに、前の数台と僅差のタイムだった。明日のレースがどんな展開になるのか予測しないといけない」
Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
  3回目フリー走行 18番手 1分13秒573
予選15番手 1分13秒201
「今日はタフな一日だった。いいマシンバランスを見つけることがとても難しく、走るたびにフィーリングが変わっていった。第2セッションの最後のアタックでは、ものすごいオーバーステアが出て、最後までタフなドライブを強いられた。全力を尽くしたが、最終セッションに進めなかったことは残念だ。レースでは、もっといい方向にいけるように、戦略が実を結ぶことを願っている」
Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「今日の予選結果は、カナダGPと同じだった。レースとレースの間隔が1週間しかなく、マシンに大きな変更ができなかったことも関係しているだろう。予選の最終セッションに進むには、明らかに速さが足りない。この独特でタフなサーキットの条件に合わせるために、リアタイヤの状態を保つことに集中してセットアップした。明日のレースでは、このセットアップがうまくいくことを願いたい」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 2日目の展開

第7戦 アメリカGP

午前中のフリー走行では、デビッドソンがコンスタントにタイムを縮めて13番手。佐藤はセッション終盤の予選シミュレーションで、さほどペースが伸びずに17番手だった。

午後の予選も、デビッドソンがチームメートをリードする形で展開した。デビッドソンは午前中のフリー走行で壁に接触したため、Tカーに乗り換えて予選に挑んだが、第1セッションは2度目のアタックで1分13秒164のタイムを出し、10番手で通過。一方、これにコンマ3秒及ばなかった佐藤は、18番手に終わった。

予選第2セッション。デビッドソンの1回目アタックは15番手。最後のアタックでわずかにタイムを更新したものの、結局16番手に終わった。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  3回目フリー走行 13番手 1分13秒069
予選16番手 1分13秒259
「最後のフリー走行で壁に接触してしまったにもかかわらず、チームのすばらしい仕事のおかげで午後の予選に出場することができた。Tカーに乗り換えなければならなかったので、ガレージが大騒ぎになったけれど、チームはよく対応してくれた。予選第2セッションへ進めたのは、本当にすばらしい成果だ。明日のレースを楽しみにしている」
Takuma Sato 佐藤琢磨
  3回目フリー走行 17番手 1分13秒476
予選18番手 1分13秒477
「今日は本当に厳しかった。午前中のマシンバランスが完全に満足できるものではなかったので、予選のためにセットアップを変更した。マシンは改善されたが、1回目の走行では渋滞があり、2回目の走行ではターン1で深く入りすぎてフロントタイヤがロックアップしてしまい、そこでコンマ数秒のタイムロスがあった。第2、第3セクターはまあまあだったが、0.05秒足りずに予選第2セッションへ進めなかった。少し残念だが、決勝用のバランスはいいので、いいレースができると思う」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「ここではグリッド争いが接戦になるのが分かっていたので、厳しい予選になることは承知していた。フリー走行3回目の終盤に、アンソニーがターン13を抜けるところで壁に接触した。データを見ると、マシンのパーツに設計基準を超えた衝撃が与えられていたので、予選の前にTカーに変更した。エンジンやセットアップなど、マシンのすべてを変更する作業を1時間で行わなければならない厳しい状況だったが、メカニックたちはすばらしい仕事ぶりを見せてくれた。アンソニーの1回目の予選走行で、マシンの状態がいいことが分かった。彼のエンジニアリング・クルーはいいタイミングでアンソニーをサーキットへ送り出し、また彼もマシンの性能を最大限に引き出したと思う。琢磨はツイていなかった。2回目の走行ではターン1で少し深く入りすぎてしまったが、その後はすばらしい予選ラップだった。しかし、ほんのわずかな差で第2セッションへ進めなかった」
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RESULT

予選リザルト

ROUND
#07
JUNE 16, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:12.331
2 1 F.アロンソ マクラーレン 1:12.500
3 5 F.マッサ フェラーリ 1:12.703
4 6 K.ライコネン フェラーリ 1:12.839
5 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:12.847
6 4 H.コバライネン ルノー 1:13.308
7 10 S.フェテル BMWザウバー 1:13.513
8 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:13.789
9 15 M.ウェーバー レッドブル 1:13.871
10 3 G.フィジケラ ルノー 1:13.953
11 14 D.クルサード レッドブル 1:12.873
12 11 R.シューマッハ トヨタ 1:12.920
13 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:12.998
14 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:13.060
15 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:13.201
16 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:13.259
17 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:13.441
18 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:13.477
19 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:13.484
20 19 S.スピード トロロッソ 1:13.712
21 20 A.スーティル スパイカー 1:14.122
22 21 C.アルバース スパイカー 1:14.597
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