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FORMULA 1
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カナダ CANADIAN GP
カナダグランプリ
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ROUND
#06
JUNE 09, 2007
リザルト

バリチェロ13番手、バトン15番手から決勝に挑む

第6戦 カナダGP
2007年6月9日(土)・予選
会場:ジル・ビルヌーブ・サーキット
天候:晴れ
気温:24〜26℃

第6戦カナダGPの予選で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは13番手、ジェンソン・バトンは15番手だった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨が11番手、アンソニー・デビッドソンは17番手だった。

   
Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 2日目の展開

第6戦 カナダGP

モントリオール市内は前夜に雨が降ったものの、朝からは青空が広がった。路面はもちろんドライ。ただし、前日の走行で付着したラバーはほぼ洗い流されてしまったようで、午前中のフリー走行では多くのマシンがグリップ不足に悩まされた。それでもセッション終盤には、続々と1分16秒台に入っていく。Honda勢はバリチェロ8番手、バトン12番手だった。

予選が行われた午後も快晴。気温26℃、路面温度50℃というコンディションで、第1セッションが始まった。2人はともにスーパーソフトのタイヤを履き、バリチェロ7番手、バトン15番手で第2セッションへと進む。

最初のアタックではともに1分17秒をきれず、バリチェロ11番手、バトン14番手にとどまった。終盤に再度アタックを試みたが、いずれもタイムを更新できず、13番手、15番手という結果に終わった。

   
COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
  3回目フリー走行 8番手 1分17秒329
予選13番手 1分17秒116
「今日の予選はよかったし、マシンバランスにも満足している。ヘアピンの進入でタイヤのかすに乗ったことでラインが少しワイドになり、タイムを落としてしまったことは残念だった。そのせいで、トップ10に入るチャンスを逃してしまった。しかし、マシンバランスはいいし、新品タイヤより中古のタイヤのほうがうまく走るようだから、明日のレースについては前向きにとらえている」
Jenson Button ジェンソン・バトン
  3回目フリー走行 12番手 1分17秒468
予選15番手 1分17秒541
「今日の予選では、グリップにとても悩まされた。マシンの感触が午前中とは違っていて、サーキットのどこの場所でもグリップが低かった。ここ数年、カナダGPの予選は調子よかったが、今日は残念ながらそうならなかった。僕自身、そしてチーム全体にとっても残念なことだが、とにかく今はデータを見直して、明日のレースではこのパッケージから最高のパフォーマンスを引き出したいと思っている」
Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「もっと上位のグリッドが狙えると期待していたが、両ドライバーとも2回目のセッションの終盤でクリアラップをとることができなかった。また、タイヤのウオームアップにも問題があり、グリップが不足していた。明日のレースでは燃料を多く積むので、この問題は解決できるだろう。レースペースもいいし、いい戦略もあるから、順位を上げることができると思っている」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 2日目の展開

第6戦 カナダGP

午前中のフリー走行は、セッション中盤にヘイッキ・コバライネン(ルノー)がエンジンブローしたことにより、17分間の赤旗中断。それでもスーパーアグリ勢は残り10分間の走行で、佐藤5番手、デビッドソン10番手と渾身の走りを見せた。

午後の予選。開始5分にアタックへ出ていった佐藤は、その最中にコバライネンがクラッシュしたことで、赤旗中断を余儀なくされる。それでも4分後に再開されると、14番手のタイムで次のセッションへと進む。しかし、デビッドソンは最初に出したタイムを更新できず17番手。ひとつポジションが上のヴィタントニオ・リウッツィ(トロロッソ)とは、1000分の1秒という僅差だった。

第2セッションで佐藤は、2度目のアタックで今週の自己ベストタイムとなる1分16秒743を出して、一時は9番手につける。これで開幕戦以来のトップ10グリッドを獲得するかに思われたが、最後に2人に先行され、惜しくも最終セッション進出は果たせなかった。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Takuma Sato 佐藤琢磨
  3回目フリー走行 5番手 1分16秒864
予選11番手 1分16秒743
「予選の結果には満足している。このポジションなら明日のレースでもとても有利だ。僕たちの状況だとマシンのアップデートを思ったようにできないので、カナダの週末も厳しくなるのではないかと思っていたが、フリー走行でも今日のセッションでも一歩前進することができた。マシンが優れた性能を発揮したこと、そして今日、すべてがうまくいったことをうれしく思っている。明日は力強いレースが戦えることを期待している」
Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  3回目フリー走行 10番手 1分17秒391
予選17番手 1分17秒542
「予選第1セッションは、赤旗の後が難しかった。誰もがすぐに計画を変更したと思う。僕たちは1回しか走行しなかったが、ほかのチームは2回だったので、とてもタイトだった。1回しか走らなかったわりに、僕たちは2人ともいい予選ラップが走れたと思う。予選ラップの後半はタイヤの摩耗があり、それでタイムをロスしてしまった。あのグレイニングさえなければ、楽に予選第2セッションへ進めただろう。午前中と比べると0.5秒タイムがよくなっていたので満足だったが、ターン10でタイムロスして結局17.5秒台になってしまったのは残念だった」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「予選第1セッションの赤旗で不利な状況になったが、うまくリカバーできたし、マシンを出すタイミングもよかったと思う。残念ながら、アンソニーはほんのわずかなタイム差で予選第2セッションへ進出することができなかった。彼のセクター1とセクター2のタイムは第2セッション以上のものだったので、残念だった。琢磨の予選走行は最高とは言い難かったが、第2セッションへ進むことができた。第2セッションでは予定どおりいいペースで走ることができた。11番グリッドを獲得する予選ラップを走ることができたので、明日はいい戦略を選ぶことができる」
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RESULT

予選リザルト

ROUND
#06
JUNE 09, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:15.707
2 1 F.アロンソ マクラーレン 1:16.163
3 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:16.266
4 6 K.ライコネン フェラーリ 1:16.411
5 5 F.マッサ フェラーリ 1:16.570
6 15 M.ウェーバー レッドブル 1:16.913
7 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:16.919
8 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:16.993
9 3 G.フィジケラ ルノー 1:17.229
10 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:17.747
11 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:16.743
12 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:16.760
13 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:17.116
14 14 D.クルサード レッドブル 1:17.304
15 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:17.541
16 19 S.スピード トロロッソ 1:17.571
17 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:17.542
18 11 R.シューマッハ トヨタ 1:17.634
19 4 H.コバライネン ルノー 1:17.806
20 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:18.089
21 20 A.スーティル スパイカー 1:18.536
22 21 C.アルバース スパイカー 1:19.196
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