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FORMULA 1
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カナダ CANADIAN GP
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ROUND
#06
JUNE 08, 2007
リザルト

バリチェロ、初日7番手

第6戦 カナダGP

2007年6月8日(金)・1日目フリー走行
会場:ジル・ビルヌーブ・サーキット
天候:晴れ
気温:29〜31℃

第6戦カナダGPの初日フリー走行で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは午後7番手、ジェンソン・バトンは13番手だった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨が10番手。アンソニー・デビッドソンは15番手だった。

Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 初日の展開

第6戦 カナダGP

例年なら真夏のような暑さになることが多いカナダGPだが、今年は比較的涼しい。初日の天候は、雲が多いながらも朝から晴れ。気温も27℃まで上がった。午前中のセッションは、バトンが24周を走って13番手。バリチェロは18周で、18番手だった。

午後になると気温は30℃に達し、路面温度も50℃近くまで上がった。2人はロングラン主体でタイヤ比較の作業をこなし、バトン13番手、バリチェロ17番手のペース。そして終盤には、バリチェロが7番手までジャンプアップ。バトンもチームメートとほぼ同じペースで走っていたが、タイムが伸びず13番手だった。

COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
 

1回目フリー走行 18番手 1分19秒937
2回目フリー走行 7番手 1分18秒108
「今日一日、チームはマシンパフォーマンスを上げるためにすばらしい仕事をしてくれて、本当に感謝している。マシンバランスは、僕が望むところまではまだ届かないが、デグラデーション(性能劣化)と午後のパフォーマンスを考えれば、僕たちはポジティブな方向に向かっているし、明日もさらによくなるように作業ができると思う」

Jenson Button ジェンソン・バトン
  1回目フリー走行 13番手 1分18秒932
2回目フリー走行 13番手 1分18秒474
「今日予定していたメニューをすべてこなせたし、ルーベンスと僕はたくさん周回を重ねたことで、有効なデータを多く収集でき、まずまずのスタートといえる。ロングランのペースを改善するために、やるべき仕事はたくさんあるが、全体を通していい一日だった」
Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「予定通りのプログラムを終えて、距離も十分稼ぐことができた。しかし、オプションタイヤ(ソフト)でのロングランのバランスを見つけるには、まだいくつか問題がある。ほかのチームでも同じような問題を抱えているかもしれない。2つのセッションの間で、路面コンディションはかなり変化した。私たちが期待するように路面のコンディションが変わってくれれば、路面は、よりソフトタイヤにマッチしてくるだろう。ハードタイヤでのロングランのペースは、ライバルたちに比べても、かなりコンペティティブなものだった」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 初日の展開

第6戦 カナダGP

年間を通してほとんどレースの行われないサーキットだけに、走り始めの路面の汚れはひどい。SUPER AGURI F1 TEAMの2人も、本格的な走行はセッション後半になってからだった。ともにチェッカー直前にタイムを更新し、デビッドソン10番手、佐藤11番手だった。

午後にはロングランを重ね、後半まで2人そろって20番手前後にいたが、佐藤は終盤には10番手に。デビッドソンは15番手だった。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Takuma Sato 佐藤琢磨
  1回目フリー走行 11番手 1分18秒898
2回目フリー走行 10番手 1分18秒309
「勇気づけられる一日だった。最初はコースが汚れていてホコリっぽかったので、グリップが低く、タイヤの反応もよくなかった。マシンがスライドしてばかりいたので、うまくコントロールするのが難しかった。しかし、すぐにコースの状態もよくなり、第1セッションの終わりにはマシンのセットアップの方向性がはっきりしてきた。午後はプログラムを一歩ずつこなし、セッションの最後にはいいポジションまで改善することができた。ただ、まだ明日までに行わなければならない作業はたくさん残っている。明日も今日と同じような天気とコースコンディションだといいんだけどね」
Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  1回目フリー走行 10番手 1分18秒896
2回目フリー走行 15番手 1分18秒545
「今日は面白い一日だったね。というのも、第1セッションから午後のセッションが終了するまでの間にコースのコンディションが大きく変化し続けたんだ。最初はコースがとてもホコリっぽかったので、誰もがグリップに苦しんでいた。早くにマシンのいいバランスが見つかっていたので、コースのコンディションがよくなるのを待った。第1セッションの終わりにはコースの状態も改善されて、第2セッションもよかった。全体的には今日の仕事にとても満足しているよ」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「満足している。ドライバーもよくがんばってくれたし、エンジニアはうまく構成されたプログラムをこなしてくれた。多くの情報を得ることができたが、明日までに今週末のブリヂストン・ポテンザタイヤの使い方をきちんと決めたいと思う」
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RESULT

フリー走行2リザルト

ROUND
#06
JUNE 08, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 1 F.アロンソ マクラーレン 1:16.550
2 5 F.マッサ フェラーリ 1:17.090
3 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:17.307
4 6 K.ライコネン フェラーリ 1:17.515
5 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:17.827
6 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:17.992
7 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:18.108
8 3 G.フィジケラ ルノー 1:18.130
9 15 M.ウェーバー レッドブル 1:18.181
10 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:18.309
11 14 D.クルサード レッドブル 1:18.316
12 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:18.399
13 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:18.474
14 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:18.493
15 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:18.545
16 19 S.スピード トロロッソ 1:18.602
17 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:18.871
18 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:18.895
19 11 R.シューマッハ トヨタ 1:19.331
20 21 C.アルバース スパイカー 1:19.453
21 20 A.スーティル スパイカー 1:19.662
22 4 H.コバライネン ルノー 1:20.519
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