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FORMULA 1
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バーレーン BAHRAIN GP
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ROUND
#03
APRIL 14, 2007
リザルト

Honda勢、デビッドソンの13番手が最高位

第3戦 バーレーンGP
2007年4月14日(土)・予選
会場:バーレーン・インターナショナル・サーキット
天候:晴れ
気温:33〜35℃

第3戦バーレーンGPの2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは15番手、ジェンソン・バトンは16番手に終わった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、アンソニー・デビッドソンが13番手、佐藤琢磨は17番手だった。

   
Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 2日目の展開

第3戦 バーレーンGP

2日目のバーレーンは、朝から雲の多い天候。気温は早いうちから30℃を超えたものの、日差しのないコース上は、路面温度が40℃以下にとどまっている。午前中のフリー走行はともに20周前後をこなしながら、バトン16番手、バリチェロ18番手だった。

午後には晴れ間が広がり、気温は33℃に。路面温度も43℃に達した。1回目のセッションで、バトンはなかなかペースが伸びず、かろうじて16番手を確保した。一方のバリチェロは、2度目のアタックで1分33秒台に入り、14番手。今シーズン初の第2セッション進出を果たした。

しかし次のセッションでは、両ドライバーともなかなかペースを上げることができない。結局バリチェロ15番手、バトン16番手に終わり、トップ10グリッド獲得を果たせなかった。

   
COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
  3回目フリー走行 18番手 1分34秒397
予選15番手 1分33秒624
「今朝、空力のセットアップでいくつか問題があったが、予選に向けて少し改善できた。予選では、今のマシンの実力の中でベストを尽くすことができたが、15番手というポジションは残念だ。明日のレースも、ポジションアップを狙っていく」
Jenson Button ジェンソン・バトン
  3回目フリー走行 16番手 1分34秒023
予選16番手 1分33秒731
「予選の結果はこれまでの2戦とだいたい同じで、僕らも認めているように、これが今の実力だ。予選第1セッションでは、フロントウイングに問題を抱えていて、最初のオプション(ソフト)タイヤでの走行はかなりよかったが、次のオプションタイヤでの走行は、フロントのダウンフォースをかなり失って、コーナーの度にフロントをロックしてしまった。ブレーキ配分をさらにリア寄りにして走行し続けたが、それでもダメだった。第2セッションでは別のフロントウイングを試したが、これもよい方向につながらなかった。今日もマシンの力を最大限に生かしたつもりだ。レースでは、できる限りのことをするだけだ」
Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「今日、ルーベンスとジェンソンは、置かれた現状の中で、ベストを尽くした。2人は、8列目からのスタートの予定だが、ポジションアップを狙ったレース戦略で、ライバルたちに果敢に挑み、少しでもポイントを獲得できればいいと思っている」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 2日目の展開

第3戦 バーレーンGP

午前中のフリー走行で、デビッドソンが気合の走りを見せた。ハードスペックでのロングランもいいペースを維持していたが、ソフトでの予選シミュレーションで5番手タイムを叩き出した。佐藤は17番手だった。

デビッドソンが午前中の好調を維持して、第1セッションは7番手。しかし佐藤は2度のアタックがともに伸び悩み、17番グリッドに終わった。次のセッションに進んだデビッドソンは、さらに自己ベストを更新し、一時は6番手に付けた。しかし終盤、13番手まで順位を下げ、終了間際に最後のアタックに出て行く。だがタイムを上げることができず、13番手で終えた。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  3回目フリー走行 5番手 1分32秒900
予選13番手 1分33秒082
「とてもいい予選セッションで、本当に楽しむことができた。予選第2セッションにも進むことができたが、これが今年のスタートからの目標だったので、それを達成することができ、さらにチームメートを打ち負かすことができたことに、大きな達成感を感じている。本当にハッピーだ。午前中の作業でロングランのマシンバランスが改善されたこともよかった。明日のレースでは力強い戦いができるだろう」
Takuma Sato 佐藤琢磨
  3回目フリー走行 17番手 1分34秒082
予選17番手 1分33秒984
「今日は予選第2セッションに残れず、残念だった。午前中の作業でロングランのペースはよくなっていたのだが、予選でそのスピードが発揮できなかった。グリップが悪く、スライドしてタイムロスしたのも残念だった。予想よりもグリップレベルが低かったが、レースではいいペースで走ることができると思うので、ポジションをいくつか上げられればいいと思っている」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「3回目のフリー走行で予選の準備を順調に進めることができた。アンソニーはマシンにとても満足し、いいラップタイムを出すことができたが、予選でも同じようなタイムが出せるとは思っていなかった。琢磨は少し違うアプローチでフリー走行を行い、スピードよりもバランスの変更に集中して取り組んだが、我々は予選の準備は整ったと思っていたし、自信もあった。午後も両ドライバーは多少異なるアプローチで予選に挑んだ。アンソニーは1回目と2回目の走行でマシンの性能を最大限に引き出すことができた。琢磨は1回目の走行はよかったが、2回目はラインが膨らんだコーナーがあり、少しタイムロスした結果、残念ながら予選第2セッションに進むことはできなかったが、文字どおりわずか100分の数秒の差だった。アンソニーは順調に第2セッションへ進んだ。第3セッションに進むのは厳しいとわかっていたが、チャレンジする決意だった。第2セッションの1回目の走行時のラップタイムはとてもよかったし、アンソニーもバランスにはとても満足していたので、何も変えずに最後まで戦った。結局は風が少し強くなってマシンのバランスがわずかに変化し、タイムは伸びなかったが、SUPER AGURI F1TEAMにとっては素晴らしい予選セッションだった」
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RESULT

予選リザルト

ROUND
#03
APRIL 14, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 5 F.マッサ フェラーリ 1:32.652
2 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:32.935
3 6 K.ライコネン フェラーリ 1:33.131
4 1 F.アロンソ マクラーレン 1:33.192
5 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:33.404
6 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:33.710
7 3 G.フィジケラ ルノー 1:34.056
8 15 M.ウェーバー レッドブル 1:34.106
9 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:34.154
10 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:34.399
11 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:32.915
12 4 H.コバライネン ルノー 1:32.935
13 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:33.082
14 11 R.シューマッハ トヨタ 1:33.294
15 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:33.624
16 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:33.731
17 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:33.984
18 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:34.024
19 19 S.スピード トロロッソ 1:34.333
20 20 A.スーティル スパイカー 1:35.280
21 14 D.クルサード レッドブル 1:35.341
22 21 C.アルバース スパイカー 1:35.533
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